だから猫が飼いたいのに・・

2005年12月09日(金) 自分も他人も大事にしようよ!

エコノミスト12月13日号にノンフィクション作家のユン・チアンさんのインタビューが載っていた。
「ワイルド・スワン」の作者ですが、実はまだその本を読んでいません。家族が買ってたので
いつか読もうと置いたままなんです。
でもこのインタビューを読んで一刻も早く読まなくては!と思ってしまいました。
チアンさんの新刊が出て、そのプロモーションでの来日ということで、当然本の内容について書かれてる。
本のタイトルは「マオー誰も知らなかった毛沢東」という。

恥ずかしながら、毛沢東がどんな人かを正確に説明できませんが
抱くイメージは、このインタビューに書かれているのを読んで、そう遠いものではありませんでした。
そして中国の抱えている問題は、日本に住んでいる私が知るより当然、深く恐ろしいのだと思いました。

チアンさんがインタビューの中で語った1958〜61年の大飢饉の真相についてもその一つです。
(とはいえ、生まれる前のことでこの事を私は今知った次第ですが)
以前から、あの国って人民1人1人の命をあからさまにないがしろにしているのでは、
と思っていたのですがどうやら真実のようです。

毛沢東はもういませんが、その頃に残して行った影は大きく残っているのだと思うのです。
自分の国の民を大切にできない国が、他所の国のことなんてさらにどうでもいいんだろうな、ということです。
日本が国民1人1人のことを考えてくれていることもないのですが、それでもあからさまでないし
問題が深刻になってきたら、とりあえずノロノロでも動き出すので、まだマシかな〜て程度ですけど。
民主主義なので、まとまるのが遅いのは仕方ない所もあるしな・・

でもウチの職場も大差無いかもナ。空調の室外機から黒煙が出て、室内まで異臭がたち込めているのに
修理できない、新しいものも買えない、我慢しろ!と言ってくるのだから
我慢にも限度があると思う。下手したら、中毒とかになるんじゃ・・?
あまりの異臭と煙に、修理の人がみかねてなんとかしてくれましたが・・

そして、以前は時間外に誰もいない4階建ての鉄筋の建物に1人で残れとかいうし、
本当に敷地内には誰もいないんだよ。今の時期なんて真っ暗ですし、人っ子1人通りません。
周囲にも建物とか民家までも1番近い所でも100メートル以上離てているし、道を隔てているから
本当に危ないんですけど・・もちろん断りました。
仕事も大事だけど、命の方が大事なんで、これがどうにもならなかったら辞めようと思っていました。
でも上司は「我慢しろ」的な事を言いつづけるのみでした。

他人のことなどお構いなしなのは、国が違えど同じことのようです。
でもしつこく繰り返し陳情して、断固とした態度を貫いたらなんとかなるので、まだましというもの
話しは脱線しましたが、
そして本日、中国の炭坑で事故がありました。
無理を通させた結果の事故だといいます。沢山の犠牲者がでました。
今も復旧にメドはたっていないといいます。

なんと厄介な隣人なんでしょうか。でももっと大変なのはその国に生まれ、住んでいて
これからも住みつづけなくてはならない人々なのかもしれません。

最後にインタビュアーが中国との付き合い方について質問していますが、
チアンさんは、アドバイスできることはないとしながらも、歴史をもっと知ってくださいと締めくくっています。


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美功 [MAIL] [HOMEPAGE]

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