| 2005年02月28日(月) |
読書「結婚帝国 女の岐れ道」 |
上野千鶴子+信田さよ子著 講談社
もういい加減、この手のタイトルの本を読むのをやめようと思いつつ、ぱらぱらとめくってみたら 対談形式で読みやすく、あっという間に最後まで読んでしまいました。 この2人は本当になかいいの?怒らないの信田さん、と思う場面多数(笑)
まえがきに書いてあるけど、「負け犬の遠吠え」を先取りし、「結婚の条件」を裏付けるという内容に偽りなしです。 どちらよりも、もっと女性のこれからについて「あなたならどうする?」と突き詰められているように思う。
一番、痛烈に響いたこの本の要旨、全体的に何度となく出てくるのですが、76頁「30代シングルはどんづまり」 信田「かわいそう」という一言しかないんです。」「未来への道も見えず、結婚に横滑りもできず、 だんだん自分の立っている地場が狭められてきている中で、この人たちはどうやって生きるんだろうという感じがあるんですね。」「八方ふさがりでしょう」
256頁上野さんの発言〜 日本の非婚はモラトリアム非婚で、確信犯非婚でじゃないんです。その場しのぎで、「男が現れたら、私の人生はどうなるかわからないわ、だから人生設計できないのよ」と言ってきてるわけよ。たんなるバカとしかいいようがないんだけど、なんでこんなことになるんでしょうか〜その後少しやりとりが続いて「そういう人たちは、自分の人生に自分で責任とらなくていいと思っているんでしょうね。夫か親か、子どもか誰かが責任取ってくれると思いつづけているんでしょうね。」
〜という事。 おっしゃるとおりでしょう。でもその立場の者からからいい訳めいたことを言わせていただくと 上野さんがまえがきで書いたように「非婚化・少子化の先駆け」であり、「30代の女性は日本社会では 一過性のもので、二度とふたたびあらわれない、日本社会が根底から変化するその過渡期の世代」なんでしょう。 前人未到の地へ行くのは、誰しも勇気がいりますし、旧世代の名残からもものすごい引力に引っ張られているし それを抜け出すことは、誰にも簡単にできることではないとわかっているはずで、それに日本人らしさが加わると 「確信犯非婚」へ誰もが速攻なれるものではないと思うのです。人はそんなに簡単には変われないのです。
でも、別にこの対談本は30代非婚女性をいじめようとして書かれているわけでなく 刺激を与えて、意識の改革を促す、目を覚まさせる、親切風なつくりでは有ります。 でも、多分、本当に読むべき人は読まないのではないかと思われます。
夫、親、子ども、どのインフラに頼る気なの?どれもイヤなら自分インフラで、 「自立」という言葉を使うのを止めようともかいてあり、「福祉アンダークラス」にならないようにしろ、とも書いてある。 そんなのわかってるって・・とやはり暗い気持ちになるなあ。 結局、人様に喜んでもらえる仕事を見つけて、自分の老後は自分でみる気概を持て!ってことなのね。 本当に生きていくってこんなものなのだろうなあ・・夢も希望もないわね、ふふ。
そんな30代を見てきた20代の女性は、確実に夫インフラを獲得するために早めに結婚するという傾向だと情報として聞いていたのですが 2月25日(金)読売新聞社のアンケート結果では「結婚しなくても1人で幸福」が未婚者で69%、未婚女性では73% 年代別で20歳代は74%、30歳代では66%で、若い世代ほど非婚はが多いとされていました。 数字のマジックもあるだろうし、20代でまだ健康で不自由もないからそう思っていても、年数を経たらどう変わるかわかりませんけど。 健康で、仕事があったら、1人が気楽でいいなんて当たり前なんですけどね。 さてこれからどうなっていくのか、私の岐れ道も少しずつ進んでいます。
その他には、かけがえのない私になりたい話とかブランドバック信仰、自己の領域とかマークしたところ沢山ありました。 ブランドバック話はツッコミ所です。ヴィヴィアン・タムがよくて、ヴィトンじゃダメという見方は理解できるけど そうまでしてヴィトンを全否定することは、発想の不自由さになっていて笑えました。 ヴィトンならなんでもいい、ヴィトンなら全てダメってある意味似てませんかね。 だから、まずあのロゴがはいっているのがカッコ悪いからダメとかいうのならまだわかるけど、ロゴの入っていないのもあるわけで・・ 並んで買うのがカッコ悪い、てのもよ〜くわかる。暑さ寒さも気にせず、開店前から外にぐる〜り列ができるのって、どこかイベント会場の気配が濃厚で、オタク大国ニッポンって気がする。
でも購買って、まずその商品に出会わないと知りようがないわけで、情報量としては大手ブランドにどうしても負けてしまいますよね。 私は一澤帆布の商品を置いているところを見たことないのよ・・・周囲で使っていて、勧めてくれる人もいないしな〜 それに、上野さんがいうならと一澤帆布の商品を買うのもまたブランド信仰になってしまう気がする。 わたし、がないのって、そういう事じゃないの? 私はヴィトンやグッチだろうと、一澤帆布、ヴィヴィアンタムでも、ブランド名にこだわらずその商品自体が素敵で、予算にあうなら欲しいと思いますよ。生活費を削ってまでは買わないですよ。炎天下や極寒に外に並んで買おうとも思わないよな。 丈夫だから買う、可愛いから買うのでは不充分なのかしら。 みんなが持っているから、高いものをもってると思われたいからという他意識で買うのではないのだけど。 だから一澤帆布のバッグにヴィトンの財布ってのもありですよ。
それにしても1つも使ったことのない人が、他の商品と比較するのも無理があるよ・・しかも多分、かもしれないで語るのって・・・ ヴィトン買うのバカ、一澤帆布は賢いのか〜?乱暴だな。ふふ。生いっちゃってごめん。
また長いや〜〜すまぬ
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