役代わり公演の醍醐味。 今回は内野トートは見てないのですけど、前回見た印象では私は内野トートに軍配をあげたのですが 何度もみて、今更山口トートのよさもわかってきましたよ。 もちろん歌がいいんですけどね。 誤解されそうなんだけど、山口トートは面白いんですよ。 トートとしてどうか、といわれたらそれは好き好きなのですけど 山口さんの味わい(今まで気づかなかったけど)が出て、どこか愉快なトートなんだと思う。 仕草や話し方やそういうものが演技者のもっているものから出て、その人しかできないものになるのでしょうから楽しいのだと思うけど そんな当たり前のことがよくわかってきました。 技術とか似合っているとかでなく、その人の味を楽しめるんですね。
内野さんは、キリリと冷えた黄泉の帝王にぴったりなんですが、 内野さんの味。彼の完璧な世界に、無理やりつれてかれて、強引にゴリゴリに感動させられてしまった感じがする。 まるで悪いことのように書いていますが、そうではありません。 それは圧倒的なパワーで、私のイメージする「死」に近いと思うし、そんな強い衝動に立ち向かうエリザベートの物語はより陰影が出る気がします。
今度は内野トートを見てみたいです。 強引に強制的に連れて行かれたいなあ。
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