| 2004年05月28日(金) |
便利で新しいもの好きな人と古きものが好きな人? |
私はどちらかというと保守的だから、古きものを大切にする派かと思っていたが そうでもなかったかもしれない。
歴史ある建物とか美術品を見るのが好きだし 昔ながらの〜とか惹かれるものがあるからだ。 でも、パソコン、DVD、その他家電は新しいものがいいなあ。 やっぱり新しいもの好きかしら?
ある時、職場の仕事しないおじさんに若手くんがWordの使い方、ススメを説いていた。 おじさんは未だに古いワープロで仕事していたのだ。 仕事しているだけマシやんかと思いつつも、Wordを使ったほうが断然便利で早いことがあるので 若手くんは親切の気持ちで教えてるのだが、おじさんは全く聞き入れようとはしなかった。 おじさんはWordが使えないのか?No.実は簡単になら使える。 自分の好きな時にはWordで仕事をしている時があるから、使えるのだろう。 では何故、若手くんの奨めにしたがって、今の仕事をWordでしないのか?
若手くんに言われてシャクにさわるから・・No. 面倒くさいから・・ややYes. 早く簡単に仕事を終わらせたくないから・・大きくYes.
ここで、「え?仕事が速く、簡単に終わるのがいやなんて変!」と思った方は話しの合う人です。
話しはさかのぼって、私が初めて仕事についたコンピューター会社で数年経て後輩に仕事を教えた時のことを書きます。 フロッピーディスクをコピーするという単純作業があって、それを後輩A子にやってもらおうと教えたのだが、 最初の段階では1つコピーするのに、見張り番をしてかなり時間をかけていた。 そしてしばらくして、自動で、1度に好きなだけコピーする機械が導入されたので 私は「これで作業が楽になる!」と喜んでそれを使ったし、A子もそうだろうと使い方を教えて、 便利になったね!と喜びを分かち合おうとした。
ところが、A子はいつまでたっても新しい機械を使用しなかった。 従来通り、古い機械で1枚1枚手焼きせんべいのように焼いていった。 不思議に思いつつ、新しい機械の使い方がわからないのか、私の説明がよくなかったのかと思い A子に新しい機械の説明とか使うように奨めたが、返事ははっきりしないし、表情もうつろだった。 それどころか、私に不満気な顔をしてみせる。
A子は私に反抗したかった。・・そうかも A子はこの仕事自体、覚える気がなかった。・・そうかも A子は簡単に仕事を終わらせたくないから。・・これが1番近いかも。
あの時はA子の気持ちが全く理解できなかったが、今、この職場でわかる気がする。 A子は多分、単純作業をして、それで1日が終わればいいと思っていたのだろう。
いつのまにか、仕事を能率よく片付けることをよし、とする人間になっていったが 私だって新人の時は、難しい仕事や面倒な仕事はなるべくしたくなかったしな。 状況がゆるさず、じゃんじゃん、難しい方へ身を投じることになってしまったが。 だし、頼まれた仕事はさっさと終わらせないと気持ち悪いという元来の性格もあったし。
誰もが、さっさと簡単に仕事を終わらせたい、そう思うと思ったら大間違い。 頼まれた仕事はなるべく早く済ませたい、それも同じく大間違い。
拘束時間が決まっていて、早く効率よく仕事を終わらせても、帰れるわけでもないなら しかも、この仕事が終わったら、また新たな、ひょっとしたら難しい仕事をやらせられるなら だらだらとこの今の仕事をやっていたらいい。と思ったのかもしれない。
早くて便利なものが何でもいいわけではないが、 飛行機の旅でなく、船の旅を好む人がいるように。 でもこのような仕事の場合どうだろう。 私が出す答えではない、それだけはわかっている。
人それぞれ、いろんな考え方があるということだ。 人の気持ちになって考えることはやはり難しい。
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