| 2004年04月06日(火) |
「いつか私の目で見てくれたなら〜♪」 |
「エリザベート」のエリザベートとフランツが結婚をする時に歌う歌詞の1部。 夢がない、自分を殺して公務につくフランツと自由に夢を追いたいエリザベート。 2人が2人とも分かって欲しい、いつかわかってくれる、わかり合えると信じている。 宝塚よりも、スレ違いがくっきりしていて、痛い場面だった。
お互いに「分かって!解って!」と押し付けあっていれば、当然解るものもわからない。 のんきといえばのんきな話だ。
「他人の気持ちをわかってあげる」集団に入る手続きを取る頃に、まるで可能な事のように唱えられるテーマ。 でも、それはかなり厳しく、神業のクラスの技術・・てわかるのはもうカサカサに乾いた頃なのかもしれない。
全世界で、「わかって、わかって、わからしたる!」と叫んでいるような気配さえする。 無理だよ〜♪ 難しいし、かなり無理があるから、じゃあどうする?って所からスタートしてみてはどうなのかと思う。
それにしても、トートとルドルフの死のダンスを楽しみ、うっとりしながらも ついこんな事考えているなんて、なんとなくもったいない・・気もしないでもない。 普通にミュージカルを楽しむ人なら、あるいは人生においてスレ違いを感じたことない人なら(存在するのかしらないが) 物語の1つのテーマとしてするっと見られるのだろうか。 でも、私はこのミュージカルのこの部分にとても引かれているのは間違いない。
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