| 2004年03月08日(月) |
流行りの小説を読んで見た。 |
文芸春秋で「蹴りたい背中」綿矢りさ著 を読む。 予想外に笑った。本当に声に出して笑ってしまった。 だってその状況、登場人物の状況があまりにも、コミカルで、ピッタリで面白かったんだもん。 これといって、忘れられない箇所とかがあるわけではないのだけど。
ただただ、あったよね〜こういう時期と思って、懐かしく読みました。 主人公ほど不器用じゃないけど、かなり彼女の側の人間だったので しかもご丁寧に主人公ハツのごとく、高校に入ってから益々仲間とつるむことがもう面倒くさくて、 ひたすら億劫に感じていた私は、ハツにとっての一緒にいてもいい友達、絹代からされたような 状況を味わったことがある。
「このままじゃ、私はあなたとだけしか喋れなくなる!」と引導を渡された。 ただ私はハツのように本当にクラスの誰とも仲良くしてなかったわけではなかったので 当然、離れて行こうとした、その友人のことも惜しいとは思っていなかったんだけど。
ただイヤだったのだ。無理して(るように見える)級友たちと笑っている彼女を見ているのが そして彼女がいないところでは、陰口をたたいている(本人に言えばいいことでも)級友たちを見るのが だから私は、当時から本当に自分が「いい」と思える人としか時間を共有しなかった。 またもや傲慢だわ。
でも、年を取って考えてみると、余計なお世話だったんだよね。 自分で経験して、感じて、選んだほうが身につくし、考える力もつくから。(過保護だった) やっぱりどうしても自分以外の人だもん、ズレちゃうよね。
そしてハツのもう一人の気になる級友。 この子の様子もなかなか、全くわからないではないな。 モデルのファン。かなり重症。 見たことも聞いたこともない存在ではないだけに、容易く想像できてちょっと痛かった。
「え?もう終わっちゃったの。」というあっけない終わりなのが 落ちつかないけど、ま、決着があるようなものでもないしいいんだろうね。
そんな感じで、懐かしく自分の高校生だった頃の記憶を呼び覚まされました。
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