| 2003年12月04日(木) |
本「脱社会化」と少年犯罪 |
「脱社会化」と少年犯罪 宮台真司/藤井誠二 創出版 2001年
過去から現代の少年犯罪と若者の文化、メンタリティを織り交ぜながら解説。 すごくわかりやすい。 きっと私に馴染みのある用語で綴られているからなのね。
「人を殺してはいけない」ということと「人を殺せないように育つ」こと。 「ひきこもり」「オタク」と「脱社会化」の分け目。 犯罪が起きるたびに増える病名のナンセンスさ。 いろんなメディアなどの中で、とりわけスッキリしていて腑に落ちる。
分り易いだけに、今の日本の歩む方向がゾっとするものだと 余計にわかるんだけどね。
こんな本が出たのが2001年。でも次々と少年犯罪が起きている。 男である困難さを書いた本も出てきているけど まだまだ足りないのだと思う。 女らしさ、女であることの困難は先行して認知されつつあるけど その逆ももっと語られなくてはダメだね。きっと。
参考 p34 「プライドと自己信頼が著しく乖離」した者にとっての、論理的な選択肢が もう1つあります。プライドを傷つけられるのは「他者による否定」がきっかけですが、 「他者の否定」を認知的に歪曲して、なかったことにする、という選択肢。 いささかこっけいな選択肢を取るものが、「ストーカー」に相当します。 のストーカー気質解説もわかりやすい。なるほど。
以前、断っても断っても、それを受けてくれない人を間接的に見た事があるのですけど まさしくそんな感じかな。怖いよ。本当にゾンビ並の回復力ですから。
89p 「親は子どもを見なきゃで母親が専業主婦になれ。 先生は子どもを見なきゃで小人数制にしろ。 これらの処方箋に意味があるのは親と教員の人材がよい場合に限られます。 親や教員がボンクラなら目が行き届かない方がいいのです。 なぜなら、バカに抱え込まれたら子どもにバカが感染るから(笑)」
そりゃそうだね。小人数制はいい事かと思っていたけど ダメな人は何人減ってもダメだよね。はぁ〜。
-------- パソコン調子悪い・・こまるなあ。
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