| 2003年11月26日(水) |
取って代わるもの・・ |
古くて申し訳ないけど9月11日の朝日新聞に「文化は誰のもの」 以下に新聞記事拾ってかいているけど、とにかく泥棒コピーは する人が悪いんであって、コピーソフトとその制作者は悪くないのよ。 刃物が悪いのではなく、刃物で殺人した人が悪いのよ。と略してみる。→★
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第2部 英米の模索の記事に「技術と摩擦」「複製・配布、ITで日常化」 と見出しが付き、映画やCDなどの海賊盤の問題で、 以前はそうした行為を可能にした「ソフトを提供する会社に責任を追及してたが ユーザーを結びつける役割のなしソフト会社の責任を認めない判決」と 「映画音楽業界ではユーザー個人に対する訴訟方針を強めている」 という変化とソフト会社を支援したのは、ネット上のプライバシーや言論の 自由を守る活動をしている電子フロンティア財団(EEF)という所なのだそう。 その団体の職員で弁護士である人の言葉。 -------------
★→「海賊行為に使われる可能性があるからって、ソフトそのものをつぶそうとするのは テクノロジーの世界への攻撃にほかならない。幌馬車の時代に蹄鉄を作っていた 業者が、車を禁止すべきだと訴えているようなもの」
(その後に家庭用ビデオデッキが著作権侵害で訴えられた事例なども載っています。 でも皮肉なことにビデオソフトの売上が映画会社の収益の柱になっていることも)
ネットの急速な発達に、追いつけずに吹き出した問題の1つなのですけど、 「幌馬車の時代に蹄鉄を作っいた業者が、車を禁止すべきだと訴えているようなもの」 という例えを目にした時に、いろんな事がすごい勢いで頭の中を駆けぬけて行きました。
例えば、まんま「あらいぐまラスカル」で主人公の父が村(?)で、初めて自動車を買った人 だったとかで、蹄鉄屋さんというか馬の道具を置いている店の主人から冷たい目で見られてた事とか。 「カムイ伝」で千歯扱き※(せんばこき)を発明した人が仕事を奪われた女たちに殴り倒されたりと マンガではそんな光景が浮かび、身近なものではレコードからCDに代わり、レコード針は 作られなくなっていったし、ワープロだって消えつつある。 これからもそうやって次々新しい技術によって取って代わられるのだと思う。
そして本当は私の頭に一番、真っ先に浮かんだのは人間だったりする。 既に駅の改札では人の代わりに自動改札が一般的だし、工場でもそう。 そしてアトムの誕生年ということで、今年は特にロボットの話題が出るけど 先日も、あきらかに違うとわかるものの、人間に似せたロボットの映像も見た。 階段を上ることのできる二本足のロボ、倒れても起き上がることのできるロボと 人間は自分たちと同じ動作のできるモノを作りたくて頑張っている!
映画やSF小説、マンガのタイトルを改めて出すまでも無く、人間対ロボットの 戦いを描いたものがたくあんある。人間の身体を改造するものも。 (私はそういう創作物が大好きだし)
「幌馬車の時代に蹄鉄を作っていた業者が、車を禁止すべきだと訴えているようなもの」 という人は自分は絶対に他のモノに取って代わられる心配はしていないんだろうか? それとも「それも仕方なし」と悟っているのだろうか。
※脱穀する為の農具。導入によって秋の臨時雇用が減った為、後家の実入りが 減ったという冗談から「後家倒し」と異名があった。(平凡社・世界大百科事典より)
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