文芸春秋12月号、何気なく開いたら「バカの壁」で知れ渡っている養老さんの頁だった。 「バカの壁」と同じテンポで、つまり「そうか〜?」とツッコミたくなる部分も折り込んで 「天才」と世間で知られている人や歴史上の天才たちを 例にあげ、天才とそうでない人の差違を平易に書いています。 「天才を測るモノサシは脳の中でなく、われわれの社会の中にある」 なるほどね。
子供を天才にしたいとか考えている親に向けては 「脳みそを頑丈にしろ」といい、頑丈ということは同じ事をしつづけても疲れない資質なんだそうな。 IQとEQではEQの方が大切で、いわゆる頭がいいといわれる人は 回りの変化に振りまわされ易いので、1つの事を続けられないらしい。なるほどね。
私は脳が頑丈じゃないんだわ。絶対。
天才といわれる人って同じ事をやりつづけて、世間に認められているから やっぱりIQよりEQ?やっぱり単純なモノサシではないという事がわかりました。 作ろうと思って作れるものじゃないのよ、きっと。
EQってどうやって鍛えるんだろうか・・・最近本当に根気がなくて 鍛えたい今日この頃。
古館伊知郎さんの脳みその話とか脳の話も面白いけど 政治とか官僚について及ぶあたりが怖くて興味深い。 財務官僚の人間的な思考を排除した仕事ぶりを指摘してる部分は 笑えません。怖いです。なんとかしなくちゃだめっしょ。 官僚ってやっぱりこんな人ばっかり?と不安になったりします。
結局天才の話のようで、人間、社会の有り方についての話になっているけど 結局、それが一番大切だよねえ。 天才が安心して生まれ育つ社会じゃないと現れるものも現れないよ。
その他この号はいろんな人の天才ぶり(幅広い意味ね)を紹介しています。 誰もが知っているイチローとか五嶋みどりさん、「スラムダンク」の井上雄彦さんなど面白いです。
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