| 2003年07月23日(水) |
自分で選ぶ見方>スミスの魅力 |
前作見た友人が「なんだか途中でわからなくなっちゃった」といわれた時、純粋にこういう作品が好きになれる自分でよかったなあ、なんて本末転倒な事思ってしまいました。以前はそんな自分が嫌いだったんだけどね・・ マトリックス・リローデットってそんな映画。
またまたマトリックス・リローデッドについて(ネタバレばかり)
比較する意味もないんだけど、前作より今回の方がやっぱり好きみたいだ。前作ももちろん好きは好きだけど。 映像、アクションなどコンセプトは前作が新しさで上と感じたけど、今回はもっとじっくりアクションが盛り込まれていて しかも面白い。この面白さのニュアンスが受け取り方で違ってくるんだけど。 単純に笑えましたよ、大勢のスミスさんには。実際映画館で笑いすぎ!と指摘されてましたし。 柵を開けて次々出てくるスミスは逃げ出した動物みたいだったし、上からネオに襲いかかるスミスは蟻の行列みたいだったし、ネオが離脱して追いかけられなくて手持ち無沙汰になったスミスの表情や仕草までとにかく面白い。 もちろんネオのアクションもそう。因幡の白兎がワニザメの背中を蹴るようにスミスの上を歩くなんて! そして棒術蹴散らして行く、ケレンミ溢れる、歌舞伎の見せ場のようでした。 もちろんこれを真剣に(笑い無く)見ることもOKだけど、私にはとにかくユニークで笑う場面になった。 全体的にスミスの出てくる場面はそんな遊びがある。 でも別に全員が笑わなくてもいい。実際私の横でみていた友人は笑っていませんでした。誰も。
比較したくない、でも適当なことが浮かばないから書くけど「ターミネーター3」でターミネーターがコミカルな動きをした場面がいくつかあった。サングラスをかけたら星型のハデハデだったりする場面など、これはあきらかに笑って欲しい場面と設定されているはず。もちろん場内に笑いが起こった。 それは他の場面でも同じ事がいえる。場内の喜怒哀楽は一定に保たれていた。 こんな感じで「マトリックス」以外のアクション映画は割と「ここで笑って」「ここで泣いて」「ここでいい雰囲気になって」とわかりやすい。ハリウッドの18番ですよね。
そうすると「マトリックス」はちょっとその指標からズレている。選択は見る側に委ねられている。自由。 それはまさしく「マトリックス」という映画に相応しいコンセプト。見る側に判断を任せる。 「マトリックス」にハリウッド的な安定視線を求めると、ちょっと辛いかもしれない。 私のようなものはそういう所に敏感で、そうしたものを好むように出来ている。考え過ぎかな? いや多分、日本のアニメの中でも特にオタク好みのアニメからインスパイアされて出来ている映画なので当然なんでしょう。オタク気味な私にはたまらん映画ってことですね。
|