| 2002年09月17日(火) |
夢の一瞬 東京作戦完了! |
深夜に帰宅しました。 これからの日記はおそらくバックすると思われます。
---------------------------------------9/24完成です。
今日で東京最後です。血迷いつつある私は(いやもうずっと血迷いぱなし?友人Bに珍獣を見ているみたいだとか言われてました。) 前の晩に成瀬さんにファンレターを書きました。 ずっと書こうかどうしようか悩んでいたのですけど、ついにやらないで後悔するよりは やろうと思い、友人宅で何回も書き直してした(友人よスマヌ)のは内容より字が汚い〜から。 最近ではすっかりローテクの出番がなく、あんなに手紙書きだったのに最近はもっぱらメール。 なので字がさらに下手になっています。だめよね。 なんとか自分でもマシに思えた字で、内容はただひたすら今回の舞台について書くのみにました。 過去や未来のことなどはザックリ割いて、普通?のファンレターを目差しました。
というかファンレターのお手本てあるのかな?マナー本とか英文でかく手紙の本に たしか映画スターに書く手本が乗っていて、それがどうみてもルトガーハウアー宛てっぽい内容だったのに 受けてしまったことを覚えています。なんだかチョット捻ってませんか?
本当に渡してよいのかしら?・・・・・・と疑問に思いつつ。 いよいよ入りの時間。たくさんのファンクラブの人が手紙を用意して待っていました。 ドキドキしながらファン会の人に、パンピーな私も混ざって渡してよいものか聞くと 「ご自由に!」との返答。覚悟は決まった。 11時すぎに成瀬さん登場。白いシャツにいろんな色のあいの茶系のニットベストを着ていたと思う。 反射する大きなサングラスはもちろん装着。 車を降りて、ファンが並んでいる前まできて、1人1人から手紙を受け取ります。 ちゃんと「ありがとう」と顔も見ながらなんです。そして私にも。 その時間は一瞬だったのだろうけど、本当に長く感じられてしまいました。 ♪つかの間が永遠に思える〜とはこのことです。いいこというわフランシスコとイサベル。 手紙を差し出したら、成瀬さんは舞台とは全然違う、繊細な可愛い声で「ありがとう」と微笑みながら 手を差し伸べてくれました。その声は10年前に道端で偶然出会って握手してもらった時の声と 全然変わっていなくて、一瞬にしてその時の記憶が蘇ってしまった上に、 ちょっと指先が触れてしまって、かなり動揺してしまい、パニックになってしまって 「はい」とかなんとかいったんだどうだか、もう、本当は何かいいたかったんですけどもうだめでした。 成瀬さんは、そんな私を待つようにゆっくり視線くれたのになあ。ごめんなさい。
本当に成瀬さんは、上質な人間なんだと再確認。 どんな悪役をこなしても、品があり、美しかった。そういう役が似合ったんだ。 それが舞台人としてどう左右することなのかわからないけど、でもこの持ち味は持ちたくても 誰もが持てるものではないのです。私はあきらかにこうした持ち味の人が好きです。
こういう人は自分に正直で、不器用なはずです。時には生き辛くて、孤独を感じることもあると思う。 でもだからこそ、とてもやさしい。人間的に懐が豊かなんだと思います。 私の好きになる人の共通点は、ここかもしれない。 自分に正直で、自分を裏切らないことと、人を大切にすることを同時進行にしている(しようとしている) 理想をもって、それに努力を惜しまない人。自分もそうありたいと思っています。 成瀬さんを追いかけつづけて、いろんな事を考えて、解ることができた。 こうして記録を書いていると、余計にそれがクッキリ浮かび上がる。 友人に「あなたは2人いる」とよく言われる(3人とも言われる時もある(笑)
まるで年端のいかない子どものように、スターをおっかけるなんて・・ と心のどこかに冷静な自分も潜んでいるのですけど やはりこういう私とそうでない私が中で戦っていると、いろいろと見えて、 また落ちついた時に何かをクリアしているような状態になっているので 冷静な私も情熱的な私を許しているような、そんな気がします。
普段は厭世的な、悪役(ヒール)な私がのさばっているのですけど玉には、白い私も解放してあげないとね。 自分との付き合い方も、この年になるとわかってきてかなり生きやすくなってくるものね。 余裕が出来てこそ、他人とも余裕をもって付き合えるようになった。 私がこうした機会を得るのがたまたま何かに熱中することだったのかもしれないです。 理屈で割りきれない、計算してもどうにもならない気持を得ること。 これは私の人生では滅多に無い瞬間なのだから。
これがオチなのかしら?すみません。 ナルちゃんをおっかけながら、結局自分探しをしてるのかもしれない。 これを書き終えて、やっとこさ落ちついたかも。 宝塚三部作は終了、でしょうか。 またいつか宝塚で熱中することもあるかもしれないけど、当分は冬眠すると思います。 なんて次回は花組のエリザベートのチケットを入手していますので、また何が起きるかわからない人生なので言いきる事だけがしませんが。
蛇足1:公演終了後、欲張った私は出待ちしてみたのだが、サヨナラショーの練習で遅くなることが 判明して結局あきらめました。帰りの新幹線が辛かった。でも乗れてよかった。 でないと本気で23日まで仕事休んで居座ってしまいそうだったから・・・
蛇足2:デマチ少しの間していたら、ざわめきが起きたその方向を見ると テレビカメラらしきものがその辺を映しているじゃあありませんか!慌てて顔を背けたよ(笑) そしてその一群が通り過ぎてからみたら、氷川きよしがいました。 多分あの旅番組の収録だろうなあ。見逃さないように見てみよう!
蛇足2:今回ヅカファンでない友人2人と観劇したのですけど 友人Aはジプシー(朝海さん)がかっこいい。 友人Bはクリストフ大尉とトップの人がかっこいいとのたまう。 思ったようにはいかないわね〜sigh
************** 1階16列54番
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