Sale e Pepe  panna


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気持ち悪い     2002年12月01日(日)

三十路を過ぎて、何故か最近になって『可愛いもの』に心惹かれ始めた。

二十代前半は『セクシー』に憧れていた。短いスカートを穿いたり、胸の開いた服を着たり。
本人にまっっっっったく色気がないので、せめて上っ面だけでも、という感じである。とりあえず上っ面だけでもセクシーにして何をしようとしていたのかは定かではないが、効用はなかったようだ。

二十代後半はどうでも良くなってしまって、一時期服屋に勤めていたオットが買って来たり持って来たりする服(Tシャツとかトレーナーとかジーンズとか)を着てしのいでいた。
でも私ってトレーナーが激しく似合わない。首の詰まったシャツも似合わない。
洋服全般が似合わないとも言える。あぁ可哀想。かと言って裸も犯罪行為だし。←誰も聞いてない。

どのみち、黒、紺、グレー、ベージュと言った色、形は超シンプル、といった格好ばかりだった。
それが去年あたりから、レースとか、ちょっとだけフリルとか、刺繍がしてあったりとか、色だと淡いピンクだったりとか、そういうものにばかり目が行くようになってしまった。
あぁマズい。歳とともに若作りになっていくあのヤバいパターンに嵌ってしまったのだろうか。顔と洋服の年齢差がどんどん開いていって余計老けて見えるってやつ。
髪型も、二十代はずっとおでこを出していたのに、前髪を切ってしまった。

どうしよう、十年後くらいには全身ピン○ハウスでテディベアとか抱いて頭におリボンつけて歩いてたら。その時は一思いにやっちゃってください。
私が許す。






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