こいものがたり
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2003年03月08日(土)
お前は俺のもん
結局、あたしは完璧に振られてたみたいです。
けど、ちょっと状況は変わりました。


6日の夜から連絡はなくて。
時間が経つにつれ、それが辛くて。
でも自分からどうやってメールを入れればいいのか分からなかった。

メールが来るたび、
彼からじゃないかとドキっとする。
けど絶対彼じゃなくて。


昨日の夜、寝れなくてビデオを見てた。
そしたらメールが来た。

『彼じゃない、期待しちゃいけない』
と自分に言い聞かせつつ
携帯を見てみると


彼からだった。

何回かメールをして、
一度返すのが遅れたら





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瞬間の思い


サイテーだ。
あたしはもう『元カノ』なんだ。
ほんとにそうなんだ。

現実を突きつけられた。


苦しくて、すごい苦しくて
どうしたらいいのかわからなくて
泣き崩れた。
自分の顔をかきまくった。
部屋の隅に行ってだんぼーるにしがみついた。

自分でもわけがわからなかった。


ただ苦しくて
どうしようもなくて
『逃げたい』っていうキモチでいっぱいだった。


『サイテー』ってメールを送った。
『どっちがサイテーだろーね。』ってメールが返ってきた。


そしたら彼から電話がきた。


色々なことを話した。
やっぱりあたしは振られていたということが分かった。
ハッキリ言えよ、と彼を責めた。
ハッキリ言ってほしいん?と、逆に痛いとこをつかれた。


私『何で別れてるのにメールとか電話とかしてくんの?』
彼『えー、ダメなん?』
私『そうゆうのあたし苦しいの、わかるでしょ?』
彼『えー、でも縁切るとかムリやもん。』
私『なんで?』
彼『だってせっかくこんなに仲いいのに何で縁切らなあかんの?
  つーか俺お前のもんやし。違うな、お前は俺のもんやし。』


・・・・ハイ?

わけわかんなかった。
あたしたちはもう別れてるのに。
あたしはもう連絡は取りたくないと言ったけど
『俺からは逃げれんで。』
と何度も言われた。

あいつから振ったのに。
お互いお互いのもんだと
彼は言った。


今考えて見ればすごい都合がいいけど
絶望してたあたしにとっては
すごいすごい嬉しい言葉だった。


それからは普通の会話をして。
二人で笑って。

ああ、やっぱり心地いいなあって
本当に幸せだった。


『付き合って』と言ったけど
それはムリだった。
『今はあかんの、会った時にそうしよな』
と言われた。

帰りぎわに『付き合って』って言うんだって。
言われなかったらどうしよう・・・。


あたしたちは付き合っていないけど。
あたしは彼のもの
彼はあたしのもの。






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ここも読んでくれると嬉しいです。



すごい不安だけど、
でもきっと前と変わらない、と思う。
『彼女』
という名前は使えなくなってしまったけど。


彼のことが大好きだ。
本当に好きで好きでたまらない。
彼もあたしのことを好いてくれてる。
すごい伝わる。


また絶対、『彼女』になってやるんだから!







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