大阪MBS劇場にて、劇団四季ミュージカル「アイーダ」の 公演が行われており、本日会社の福利厚生で見にいきました。
MBS劇場は光のコントロールが特に見事であり、 巧みな暗転により場面をきっちり切り替えてきます。
内容はうわさのとおり悲恋もの。 戦争捕虜のやんちゃ姫さまアイーダがこれが結構腕がたつ)に、 惚れちゃったエジプトのエリートくんが、幼馴染のお姫さんと 結婚することで就ける王位をソデにしてしまう話。
エリートくんが惚れちゃった弱みで、いろいろやってしまうのですが。 不思議なのはやんちゃ姫さまが結構あっさりとアプローチを 受け入れて、ラブラブになってしまうところ。
いままで竜也→ユウリ、ドモン→ホナミ、一鍬→七海、 幸人→笑里(ベクトルは逆もありかも?)などの 公式カップリングでは、もっとゆっくりまどろっこしい アプローチであり、こういうのに慣れていただけに、 「なんやそれ、アイーダあっさり受け入れ杉!」と思ったもの ですが、ゆっくり考えるうち、恋愛っていうものがそういった 「わからないもの」であるということをすべからく示している ものだと思うようになりました。
で、幼馴染のお姫様がただのワガママ姫じゃなく、結構物分りが よかったり、いろいろ悩んだり、そして、最後は毅然と 「最後のプレゼント」をするわけです。 そう「bye−bye my sweet love! さよならしてあげるわ〜♪」 捕虜である国王を逃がした罪に 対し、二人を一緒に生き埋めをする刑を宣告するのでした。
この幼馴染のお姫様がなんと「森川美穂」。 彼女が「妻たちの課外授業(『金妻』のパクリ説もあった NTV系ドラマ)」にでていたのが20年ほど前。 当時、森口博子がパーソナリティーの深夜ショートラジオ番組に よく彼女の曲がかかっていたのでよく憶えています。 それが、目の前で歌っているのですから、 「うわ〜、『生』森川美穂だぁ〜!」とちょっとよろこんで しまいました。
最初は暗くて寝てしまうかと思いましたが、しっかり魅せる あたりが四季の魔力かもしれません。
なお、キャスト?に「井上麻美」の名もあり、もしや・・・ と思って「レジュメ」をみると、有働由美子をさらにおっかなく したような(失礼、でもそんなあなたが好きな人がこの地球には 何人かはいるかもです)写真が・・・
そんなこんなで、まあまあお腹いっぱいな音曲舞踏芝居でした。
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