ねぎぼう業務日報

2004年09月25日(土) 強さは、アイーダ

大阪MBS劇場にて、劇団四季ミュージカル「アイーダ」の
公演が行われており、本日会社の福利厚生で見にいきました。

MBS劇場は光のコントロールが特に見事であり、
巧みな暗転により場面をきっちり切り替えてきます。

内容はうわさのとおり悲恋もの。
戦争捕虜のやんちゃ姫さまアイーダがこれが結構腕がたつ)に、
惚れちゃったエジプトのエリートくんが、幼馴染のお姫さんと
結婚することで就ける王位をソデにしてしまう話。

エリートくんが惚れちゃった弱みで、いろいろやってしまうのですが。
不思議なのはやんちゃ姫さまが結構あっさりとアプローチを
受け入れて、ラブラブになってしまうところ。

いままで竜也→ユウリ、ドモン→ホナミ、一鍬→七海、
幸人→笑里(ベクトルは逆もありかも?)などの
公式カップリングでは、もっとゆっくりまどろっこしい
アプローチであり、こういうのに慣れていただけに、
「なんやそれ、アイーダあっさり受け入れ杉!」と思ったもの
ですが、ゆっくり考えるうち、恋愛っていうものがそういった
「わからないもの」であるということをすべからく示している
ものだと思うようになりました。

で、幼馴染のお姫様がただのワガママ姫じゃなく、結構物分りが
よかったり、いろいろ悩んだり、そして、最後は毅然と
「最後のプレゼント」をするわけです。
そう「bye−bye my sweet love!
さよならしてあげるわ〜♪」 捕虜である国王を逃がした罪に
対し、二人を一緒に生き埋めをする刑を宣告するのでした。

この幼馴染のお姫様がなんと「森川美穂」。
彼女が「妻たちの課外授業(『金妻』のパクリ説もあった
NTV系ドラマ)」にでていたのが20年ほど前。
当時、森口博子がパーソナリティーの深夜ショートラジオ番組に
よく彼女の曲がかかっていたのでよく憶えています。
それが、目の前で歌っているのですから、
「うわ〜、『生』森川美穂だぁ〜!」とちょっとよろこんで
しまいました。

最初は暗くて寝てしまうかと思いましたが、しっかり魅せる
あたりが四季の魔力かもしれません。

なお、キャスト?に「井上麻美」の名もあり、もしや・・・
と思って「レジュメ」をみると、有働由美子をさらにおっかなく
したような(失礼、でもそんなあなたが好きな人がこの地球には
何人かはいるかもです)写真が・・・

そんなこんなで、まあまあお腹いっぱいな音曲舞踏芝居でした。


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