ねぎぼう業務日報

2004年06月10日(木) 「デリート」

スペシャルポリス・デカレンジャーが宇宙裁判所の「許可」により、
犯罪者を死刑にすることは「デリート」と称されています。

しかし、これもよく考えると「解雇・首切り」を
「リストラ」、「売春」を「援助交際」と言い換えるのと
同じ部分もあるといえるかもしれません。

デカレンジャーが対峙するのは「犯罪者」。
「倒す相手」ではなく「処罰の対象」であるだけに、
通常の表現がなじまず、さりとて、「死刑」というのも・・・
ということでこのような表現なのでしょう。

なお16年前の「機動刑事ジバン」において、「対バイオロン法」
では「抹殺」という言葉が使用されております。
ドクターギバが送り込んだ人工生命体(たいていはそうだったと
思います)に対して、警視正のジバンがこの法律の条文を読み上げ、
「自らの判断で抹殺」することがしばしばでした。

以後のストーリーでは
「ジャッジメント」そのものをためらうというシーンなども
出てくるのでしょうか・・・


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