スペシャルポリス・デカレンジャーが宇宙裁判所の「許可」により、 犯罪者を死刑にすることは「デリート」と称されています。
しかし、これもよく考えると「解雇・首切り」を 「リストラ」、「売春」を「援助交際」と言い換えるのと 同じ部分もあるといえるかもしれません。
デカレンジャーが対峙するのは「犯罪者」。 「倒す相手」ではなく「処罰の対象」であるだけに、 通常の表現がなじまず、さりとて、「死刑」というのも・・・ ということでこのような表現なのでしょう。
なお16年前の「機動刑事ジバン」において、「対バイオロン法」 では「抹殺」という言葉が使用されております。 ドクターギバが送り込んだ人工生命体(たいていはそうだったと 思います)に対して、警視正のジバンがこの法律の条文を読み上げ、 「自らの判断で抹殺」することがしばしばでした。
以後のストーリーでは 「ジャッジメント」そのものをためらうというシーンなども 出てくるのでしょうか・・・
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