ねぎぼう業務日報

2003年10月18日(土) イス取りゲーム

J2は勝ち点2以内に3チームがひしめく、
壮絶なイス取りゲームの様相になっております。
甲府は今日山形に破れたため、2位川崎との勝ち点差が
15となり、イス取りゲームに参加する資格を失いました。

残り5節で川崎が5連敗、甲府が5連勝すれば、勝ち点差で
追いつくのですが、川崎−広島の対戦が最終節にあり、
川崎が負けるということは広島に勝ち点3が加わると
言うことなので、仮に広島が最終節まで勝ち点がのび
なくても、これで甲府に逆転。
かくして、甲府は本日、3位以上になれないことが決定
したということです。

J2発足当時は最下位に定着、チームも存続危機が
しばしば騒がれていましたが、今年はよく健闘しました。
この力を維持し、地元のバックアップがより厚くなって
いけば、J1昇格も手に届くところまでくるでしょう。

先ほどの最終節「川崎−広島」は、J2の「伝統」から
考えても一方が圏外に脱落しての消化試合ということは
まず考えられません。むろん、新潟が脱落してての
消化試合でもないでしょう。
間違いなく「イス取りゲーム」の勝者を決定する大一番です。

去年の「C大阪−新潟」は新潟が「勝たねば先がない」
プレッシャーを抱えたせいか、「決定的な大一番」に
弱い(?)C大阪を突くどころではなく、途中からは
一方的な試合になってしまいましたが、今年の
「川崎−広島」は「勝てば昇格」というわかりやすい
路線がいいかもしれません。もっとも、引分けが
どちらにとって有利になっているかは向こう4節の
戦い方しだいでしょう。
新潟も抜け出しかけてたのがここのところ失速している
ことから、最終節までイスを確保するチームはなし、と
思われます。


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