ねぎぼう業務日報

2003年10月12日(日) 結果を出すということ

本日、山本監督が千葉の監督としてのラストゲームでした。
それにしても5年間も監督やってたというのがすごい・・・
サッカーの監督交代劇を見ていると痛感。

星野監督の原解任ニュースを受けてのコメント
「若い芽をつんで、どうするんや。2年で、どうやって
結果を出せと言うんや。そんな甘い世界じゃない」

1年目と2年目の順位が逆だったら
東京ジとしては「それなりに結果を出している」とみられた
かもしれません。
並のチームなら「救世主現る!」です。

J1では降格させたら即行クビですし、させかけても立て直しの
ための監督交代が待っています。当然のようにシーズン中。
J2では降格がないとはいえ、低迷が続いてファンに
アピールできないと、「チーム存続」すら危ぶまれますし、
(チーム存続問題はJ1のクラブでも多かれ少なかれ
抱えているところはあるはず)
J1昇格、特に返り咲きを目指すクラブにとっては、そのときに
結果を残さないと来年はスポンサーが付かないなどと
いうプレッシャーもあったりします。
常に短期間で結果を求めさせられるサッカークラブの現状が
日本サッカーにとっていいのかどうかというのはあります。

そういう意味では、降格もチーム存続問題も今のところない、
プロ野球自体、甘い部分もあるのは否定は出来ないでしょう。
会社の事情で解散の相次ぐ社会人野球のほうが、
「不条理」に厳しい世界です。「結果を残すこと」と
「チームの存続・発展」とがリンクするとは限らないのですから。
ただ、今の経済状態が続く中で、12球団制が永劫に維持
されるかどうかもも疑問ですが・・・


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