ファンタジーには欠かせない騎士を始めとする国家戦力。
ソードワールドのLvにおける兵士や騎士の位における 基本的序列やソードワールド内における基本的な役割等を紹介。 一応、位の低い順に表記になっており、下へ行くほどお偉いさんです。 さらに騎士・上級騎士の中にも序列が存在します。 その場合、「序列○位の騎士」(騎士の中で何番目)や 「序列○位の上級騎士」(上級騎士の中で何番目)としましょう。 序列は十位程度までにすると話の中で価値が出るらしいです。
技能Lvはその階級におけるおおまかな指標になります。 追加技能例は補助的に持っているであろう技能レベルになります。 技能レベルの指標は”冒険者Lvと英雄分布”を基本にし 各国騎士団の平均的な技能レベルを示した形となっています。 各階級における技能レベルの幅は指標Lvから±1程度となります。 学者肌の強い国はそれぞれ指標Lvから±0もしくは-1とし 竜殺しの英雄リジャールを王に仰ぎ、武勇を謡われる騎士団を擁している オーファン等の場合はそれぞれ技能Lvを+1して扱うのが良いでしょう。
ちなみにモンスターとしての騎士団長のデータは冒険者Lv5とほぼ同等。
騎士団は貴族や血統等が幅を利かせる実力主義とは言いがたい組織。 その為、位の技能レベルが指標とは上下する者が多々います。 序列○位もまた貴族や派閥によって左右される事が多々あります。 貴族や血統主義では派閥やコネなどで実力不足で位にいる者もいますし 実力がありながらも派閥外や不評を買った者は位が低い事が多いです。
テンプレ 【役職名】技能Lv(追加技能例)[特殊条件等]
【兵士】ファイターLv1[平民]
【兵士長】ファイターLv3[平民]
【騎士見習い】ファイターLv1〜(セージLv1〜)[貴族&稀に平民]
【正騎士】ファイターLv3(セージLv1〜)[貴族&稀に平民]
【上級騎士】ファイターLv4(セージLv1〜)[貴族]
【騎士団長】ファイターLv6(セージLv3〜)[貴族]
騎士と言えば戦場で華々しく活躍する姿が思い浮かびますが そうそう戦争なんてあるワケもなく。 概ね騎士は平時では政治を担う文官であり役人であり領主。 戦争と言う非常時においてのみ武官と考えましょう。 隊長や将軍等は武力よりも政治力や統率力が問われる為 個人としての戦闘力が高い必要があるとは限りません。 ただし、ロードス島の様な戦争が半ば日常化している地域では 個人の武勇が必要となる為、それ相応の実力を有しています。
【下級騎士】と呼ばれる位が作品によって出てくる事があります。 正騎士より一段低い位として使われたり 上級騎士が正騎士との差を現すために使う事があります。 前者は腕を買われて国に仕える事になった冒険者、 小領主である上級騎士直参の部下である騎士達、 貴族の私生児等に捨扶持として与えられる位な事が多くあります。 冒険者上がりは成り上がりとして貴族階級の騎士見習いに 見下される事もあるが、実力では正騎士を圧倒している事が多くあります。 後者は基本的に蔑称としての扱いになっています。 爵位や領地を持つ上級騎士からすれば、領地を持たない正騎士も下級。 その為、蔑称として下級騎士が浸透している場合、 上級騎士と正騎士、双方の間には差別的な意識が蔓延っており それが国内の政治に影響を及ぼしている事が多くあります。
【近衛騎士】は少し特別な位として存在します。 近衛騎士は王族警護等を行う国王直属の配下となっています。 その為、ほぼ完全な実力主義となっており 領地に縛られない正騎士や下級騎士から選抜して構成されています。 その実力は平均レベル5以上と言われています。 さらに近衛騎士の下には【近衛兵】が配備されている事があります。 やはり近衛兵も実力で選ばれており兵士長クラスの実力となります。
上記は国家における基本的なモノになっています。 稀に特別待遇や秘密な例外な人がいたりしますので あくまで一般的なデータとして参考にして下さい。
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