z e r o

2006年07月17日(月) その後のできごと。

別れた後、何度もメールが来たり、手紙をもらったりしてた。
友達に相談すると「返事とかしたらアカンって!」って言われてた。
だけど、あたしには完璧に彼を突き放すことが出来なくて。


ある日、「公園で待ってる」ってメールが来て。
その公園って言うのが、うちらが始まった思い出の公園で。
その時、四条でボウリングしてたあたしは行ける訳もなく。
「行かない」ってメールした。
でも、「待ってるから」って。
結局あたしもその公園に行った。
彼からメールが来た、4時間後に。
それでも彼はあたしを待っててくれてた。
「戻りたい」っていう彼を、あたしは突き放した。
最後は、公園に彼を置いて帰った。
そんな、酷いことをした。


もちろん、それから彼からメールが来ることはなく。
それでもあたしは学校でどこか彼を探してしまうし。
見つけると目で追ってしまうし…って生活を続けてた。

彼を突き放してしまった後悔と。
今までの8ヶ月の思い出と。
そして、やっぱり彼が好きなんだって言う気持ちと。
色んな感情が混ざり合ってた。


近くで打ち上げ花火が上がってるのを見て。
「なんで、あたしは今一人で打ち上げ花火見てるんだろ…」
「なんで、隣に彼がいないんだろ…」
そんな思いでいっぱいだった。
しかも、最近天気が悪く、ずっと大きな雷が鳴ってて。
あたしは雷が苦手で、いつも雷が鳴ると彼にしがみついてた。
でも、今は雷が鳴っても、もう彼は助けてくれない。
そう思うと、切なくて、やるせなかった。


そして、あたしはいつの間にか携帯を手に取り、彼にメールを送った。


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