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2003年11月09日(日) 近況

「ゲスブがゲブスに見えたぞ。なんでも略すな」という抗議があった。
それ以来、「ゲブス」がすっかり気に入ったゆみなです。こんばんわ。
ただ、そのあとに「もう若くないんだから」だかという文章もあったような気がするが、あんまり覚えてない。
気に入ったことしか記憶に残さない体質なのだ。


さて、ここんとこお閑を頂いてた間に『数列』とやらが出来上がっていた。
あゆ、るる、あゆ、るる、あゆ、と続いている。すっかり私抜きの数列である。これではただのかわりばんこだ。
「Ruru.Yumina.Ayu」だからこそ「RYA」であったのが、このままでいくと「RA」になってしまう。
私が入ってこそ、「りゃ」となり、卑屈なまでのネジレが意味を増すのである。
あゆとるるに「ダンナが入院したためになにかと忙しく、当分の間書けないのでよろしく」とメールしたのだが、
この状態が続くと、読み手の人たちも「ああ。いれぎゅらになったのね」と安易に受け止めかねない。
そして、それが普通だと思われかねない。
これではまずい。一応私もりゃ!のメンバーの一員であることをアピールすべく、パソコンに向っている。
りゃ!は捻じれてなければならないのだ。素直な「ら」であってはならないのだ。


さっき、チラッと書いたが、今、うちのダンナは入院中である。
入院といっても手術だとか治療だとかという療養入院ではなく、いわゆる糖尿病患者がいままでの己の不摂生な毎日を反省すべし。という
教育入院である。
教育と呼ばれる以上、毎日病院で講義やらビデオやらを見せられているようだ。
持ち物の中に「大学ノート、筆記用具、秤」と記されていた。
マイ秤を持って、自分たちの食事の分量などカロリーなどを計算しつつ、食事しているらしい。
実験かよっ!
ダンナ曰く、食べた気がしないらしい。そりゃそうだろう。なんてたって教育されてるんだし。
ま、患者というより生徒だね。こうなりゃ。
糖尿病から引き起こされる合併症の怖さを洗脳のごとく聞かされ、
食事制限の必要性を執拗なまでに植えつけられ、二週間たって無事に退院のはこびとなった暁には、
真っ当な人間となって帰還してほしいものだ。


しかし、だ。
まだ入院して三日しかたっていないダンナは真っ当どころか、俗世界への未練が忘れられないらしく、
今度の日曜は選挙だから外出させてもらおうかな、などと言っている。
こう書くと、一国民としての義務を果たすべく思料を持ち始めてきたのかと思われるかもしれないが、
それは大きな間違いである。
投票は投票でもダンナのいう投票は名前がすべてカタカナで表記されたものだ。
しかもわずか1分足らずで結果が分かり、ケツの毛が数本抜ける投票である。
入院して病の苦痛は軽減されつつあるも、競馬への情念だけはヒシヒシと蓄積されてるらしい。


今朝もそうだった。
私に「おまえも疲れてるから少し身体休めろよ」などと殊勝なことを言っておきながら、
朝の6時から携帯にメールがきた。
「今日、来る?無理しなくていいよ。でももし来るんなら爪楊枝とウーロン茶買ってきて。」
って、買えよ。売店で。そのくらい。
また、かと思えば
「無理しなくてもいいけど、もし来るとしたら5時頃がベストだな」
って、時間指定かよ。

だいたい、そんなどうでもいい事、朝っぱらからメールするなよ。
ダンナがいなくて一人で仕事をやっている私は非常に身体が疲れていて、久々の休日である今日はゆっくり寝ていたかったのだが、
いつもより早く起こされる羽目になったのである。
それからというもの、今度は電話で
やれ、何レースの何番の複勝を買ってくれだの、馬連がどうだのって、
家にいるとき以上に手がかかってしかたがない。


病院には仕事前に毎日寄っているのだが、
話すことと言ったら、前日の仕事の報告とか病状の進行具合とか受けた講義の内容とか、
そんなことばかりだ。
あまりにもつまらないので行くのは一日おきあたりでもいいかな。とも思うが、
そうなるとメールだの電話だのが引っ切り無しにかかってきて却って面倒なので、結局退院するまで毎日通うことになるのだろう。









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