演劇フライヤーは、どうして整理して捨てていくそばから増えていくのだろうなあ。3月、4月と宝塚以外は1本とかそんな状態なのに。(観に行こうと思って取り分けておいて、気がついてみれば終了していたのが仰山あるからね)
ずっと前に録画はしてあって、ただ原作を読むたびに涙してるので、いよいよ見るのがためらわれてしまっていたのだけど、見た。
自分にそれ程時間がないことを認めつつ、ぎりぎりのところで精いっぱい抗っているように見える(でも、死ぬのは恐いよね)シナちゃんのリューが嵌まりすぎて、リューを包み込むかしげグラン・パが優しくて(いい男すぎだよ)、ストーリはわかっているのに、2幕入ったらもうダメだった。なーんで、青年館に観に行かなかったのか、激しく後悔。
戯曲を読むたびに涙しているのと、こまつ座公演(西尾まり、辻萬長)の印象が強いので(観に行ってないのに)、映像で見るのが恐かったのだけど、見た。
戯曲読んだ印象よりも静かなのだな、と感じたのだけど、それはさておき、四場でいよいよ美津江の「生き残ってしまった負い目」の核心部分が明らかにされると、もうダメだった。宮沢りえの抑えた演技も、広島弁も優しくて、よかった。
夏には『夕凪の街 桜の国』が公開されるから、これは計画倒れにならないよう、気をつけよう。
五月末の振替休日で。トートがどうとかシシィがこうとか、という以上に、オランダ美女のシナちゃんが俄然楽しみなのだ。(だって、正直云ってそこに出稼ぎに出るとは思っていなかったからね) 家庭教師のほうは手堅いらしい。
おにぎり(鮭+昆布)+巻きもの(ねぎとろ)