2006年07月17日(月)

シェイクスピア

今のところの予定では、今月はこの連休の、月組と子供のためのシェイクスピアのみの予定。よって今月は、シェイクスピア月間である。

『ジュリアス・シーザー』も『リチャード3世』も、まだ戯曲にはあたっていないけれど、夏らしく怪談風。

それにしても『リチャード3世』は、呪いだらけ。口に出すから呪いっていうか、効力を発揮するというか、そんな感じ。リチャードに呪いの言葉を投げかけてみんな死んでいくのですよ。怖いよ。

『暁のローマ』も『リチャード3世』も、主人公が破滅に向かうきっかけが亡霊というのも、印象的なのであった。

『暁のローマ』は、期待閾値を初期設定の低いままで行ったら、案外に面白かった。キムシン風にこね繰り回していないのがよかったのかな。逆にそこが物足りないとも云うが。(いや、いいんだよ) でも宝塚でシェイクスピア作品を上演するなら、バウ公演くらいが、人、スペース的にちょうどよいな、と思ったのだった。

『暁のローマ』

そうだそうだ。ロック・オペラ、と銘打っているけれど、がんばってるけど、やっぱり宝塚ロック。というかバタ臭いねえ。でも、簡単明瞭な単純歌詞は、まさにロックだね。特に体現してたのは、暗殺者さんたちでしょうか。寝言で一曲。「俺は王様になりたい、それが野心だ〜」 それだけ、みたいな。(実際はこんな歌詞ぢゃないけれど)ヤングメンは、『王になれないなら』で「王になりたい」とバラード風に繊細に歌い、越リュウと楠さんは『それが男』で熱く「気持ちよく生きたい」「酒が飲みたい」「ややこしいことはわからない」と歌うのであった。

(たしかに、『王になれないなら』はあたし好みの曲だ)

カエサルの愛人は「大きいわあ、大物よお」と、それだけ。これもすごいな、おい。という感じ。

無駄遣い日記

『フェット・アンペリアル』のプログラム
「Now on Stage」をあとから見て、公演 DVD も買ってしまいそうな勢い。観に行っていないのに。観に行っていないから。今年最大の痛恨の見逃しだよ。
表1で、ウメも拳銃を手にしていたのか。似合うねー。(そういうの好きなだけでしょうが)
アガサ・クリスティー『スリーピング・マーダー』
まだ読みかけの本もあるし、予約した本の順番だよ、というメール連絡も図書館から来てたし、しかもこの間借りた本もまだ読んでないのあるし。なのに買った。
ミス・マープルの最後の事件、というのは知っていたけれど、読むのは初めて。なんか呼び寄せられたのだな。

本日の昼食

食べてない