この秋のメインイベントが終わった気分。日生アーネストと雪組公演。今年は夏休みに月組を観に大劇場に行く、とか、宝塚に泊まる、という予定を入れてなく、腑拔けてるからな。運良く雪組バウのチケットが取れたならば、11月に、花組との二本立てと云うことも有り得るかもしれない。
改装ってどこの改装かと思ったら、化粧室の改装工事だったのね。むしろ改良工事というか。
幕間に、上演時間中の電波遮断についてのアナウンスが入ってたのが、ポイント高。開演前にもあるとよいかも。改装前は、妨害電波で遮断しててもその告知がなかったから、無駄に電池を消耗させるよりいいよね。しかし会社携帯は、上演時間中に電源を切って、終わってから電源を入れると、いきなり電池減ってたりするから、油断できない。(来週機種変する予定)
壮エルコレのシナちゃんジルに対するデレデレっぷりが見所だよ。ロレンツォとフラチェスカのコモ湖 de デートのあとの芝居。双眼鏡でジルのどアップを見て「化粧濃いな〜」とツルッと云い、それで「もお〜」っとぷぅーっと脹れて引っ込んだジル。そのあとに「でも可愛い」って。なんだあの人。
沢音さんは、実はダンスでワンテンポずれ気味なのを改善すると、ずいぶん良くなるような気がします。もたつくので、観ているととてももどかしい。
シナちゃんは、過去公演含め、総嘗め状態で男役と組んでるような気がしてきた今日この頃。(嘘) 悠さん、かしげさん、水さん、未来さん、壮さん、男役時代の天勢さん、音月さん、凰稀君、宙輝氏、etc、etc。TCA とかで、悠未氏と組んでみるとかすると、その宝塚イチの凸凹っぷりがオモシロいんではないかと。TCA でなきゃできないけど。
よく考えてみなくても、月組とは写真を入れ替えたくらいで中身は変わらないのに、プログラムを買ってしまった。
オスカー・ワイルドの原作ではいたるところに現れていた貴族社会の風刺(註釈は欄外に改めて欲しかった)が、オフブロードウェイの作品になった時点で、随分と薄れたのではないかな、と思うのだけど、どうだろう。それでも例えば、「伝統あるイギリス(貴族)」への皮肉はあったのかもしれないけれど、宝塚版は、すっかり「とにかくみんなハッピー」な方向で。それもアリだと思う。
オスカー・ワイルド続きで、映画「理想の人」も観てみようかな。
とろ〜りチーズとほうれん草のミートソース、かぼちゃのプリン、ダージリンティー