本当は「よもやま」のほうに入れておく話題でもあるし、既に他のあちこちのサイトでも書かれていることだけど、触れずにはいられないと云うか。時事ネタだ。
月組の『エリザベート』は、宝塚の制作陣の無能ぶりが最大限展開されているとしか思えないのだな。どこをどうやったら、月組で、そして男役でエリザベート、なんて考えが浮かんでくるのやら。(で、OK が出たってことだよね、よくわからん) 東宝で一路真輝がエリザベートを演じるのとは、ワケが違うんだよ。それを敢えてやってしまう、と云うことは、勝算ありと見ているのだろうか。それとも崖っぷち、と云うことなのだろうか。なんか、ものすごく『エリザベート』の大安売りをしているし、ファンを嘗めている。
現時点で云うのもおかしな話だけど、違った意味での話題性はあるし観客動員は目標値を達成するだろう。でもそれは本当の意味での公演の成功とは云えないんぢゃないかと。少なくとも生徒の実力や任に適っているとは思えないし、話題だけで公演を打ってしまうのは、無考えとしか云いようがない。安易すぎ。
決まってしまったことを今更どうこう云っても仕様がないとは云え、『エリザベート』を上演するのであれば、嘗ての海外公演のように特別編成にして、ちゃんと魅せられる生徒を出演させたほうが、後々宝塚のためにもなると思うのだが、どうだろうか。あるいは、『エリザベート』のタイトルに適う生徒がいないのであれば、上演しないほうがマシではないかね。
しかし、これでこけたらどうするんだろう。まさか、出演者だけのせいになんてしないよね。
オクラ豆腐とか