2004年08月12日(木)

8日に『花のいそぎ』を観ていたときに、一幕、二幕とも、なんとも間抜けなタイミングで携帯電話の着信音が聞こえてきた。

個人的な印象としては、公演規模が大きい、あるいは劇場が大きいほど、こういったケースが多いように感じる。少なくとも、最近宝塚を観ていて「一度も着信音がしなかった」ということはなかった。

建物の構造上のことかよくわからないのだけど、宝塚大劇場も東京宝塚劇場も、B席あたりになるとキャリアによっては割と受信しやすい状態になっているようである。SS席やS席あたりだと私が使っている携帯電話(DoCoMo と Vodafone)では圏外になるので、妨害電波を飛ばしていると思っていたのだが(特に東京宝塚劇場は新しいし)、実際にはどうなのだろうか。日本青年館は何もしてなさそうである。

本当に緊急性がある場合がないとも云えないと考えると、電源を切っておくと云うことは難しいのかもしれない。しかし開演アナウンスであれほど口を酸っぱくして云っているのだし、時には、幕開き前の小芝居で注意を促すこともあるというのに、せめてマナーモードにしてほしいし、そうしない了見が、私には理解できない。音が鳴ることで、役者や周囲もさることながら、何より本人が一番意識が引き戻されると思うのだが。それとも本当にまったく気付いていないのだろうか。

携帯電話については、fringe に面白いコラムが掲載されているが、商業演劇の場合でも充分参考になるのではないかと思う。

fringe::テーマ::客席での携帯電話

本日の昼食

ねぎと豆腐ステーキのピリ辛定食