日々妄想
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| 2008年05月29日(木) |
終了ー &イズルードお誕生日おめ(一日遅いが |
金のしおりは出していないけれども、ピンクも紺も出したからもういいや。 という事で「かまいたちの夜2」は終了ー! 感想を言えば、メインである「わらべ唄」編が推理する隙間がないほどのショボさ全開。 もう少し捻りというか、もう一工夫、いや三工夫は欲しいところでした。 メインシナリオ以外も、ムダにグロ全開だし、80年代を彷彿させる超能力ものはどうかとも思うし… 唯一スキなシナリオは妄想編かなあ。アレはグロさはあるのですが、面白かったなあ(不愉快すぎる世界だったけど) あとシステムはすごく良かった。繰り返し遊ぶのに、快適なシステムになっていて本当に素晴らしいと思いました。 しかし、これ、六年前のソフトだったんだなあ……どんだけ寝かせていたんだって話ですね…… あと、相変わらずピンクシナリオの美樹本はよすぎるぜ(1の時も…だったよねえ)もうアニキに可愛がられちまえよ、主人公!
そしてFEリメイクでリフ復活!!!! そして発売日をみて、貧乏人の私涙目! Wiiの零の発売日が7月で、貧乏人の私なみ(以下略
んで、昨日、イズの誕生日だったのに何も出来なかった私…なみ…だ…うううううう(号泣)
とりあえず入り婿ウィーグラフでどうでもいい話をここに書いてみる。 推敲してないので、意味不明文章な自信だけはある(おおいばり)
目の前で優雅にカプチーノを口に運びながらも厭味をいう事を忘れない男を、無言で睨む事しか出来なかった。 「全く貴様は浅慮だな。生誕日は昨日、今日決まる事ではないだろうに。 ああ、だから貴様は親会社に不正を押し付けられたり、部下に金を持ち逃げされたり、その部下と妹が駆け落ちしたり、あまつさえストレスで見っともなく太り、一回り年下の男に手を出したり、と醜態を晒す事になるのだな」 煩い。本当によく回る舌だ。しかも大袈裟な手振りつきだ。鬱陶しい事このうえない。 だが、こんな男に相談を持ちかけたのは私なのだ。 この男の言うとおり己の浅慮さを恨みたくなるが、彼と彼の(一応)妻くらいにしかこの相談を出来る相手がいなかったのだ。
昨日、連日の残業(デスマーチ)から開放された私が家に戻ると、ド派手な電飾が玄関から、庭、屋根とあますところなく施されていた。 季節はずれのクリスマスイルミネーションか?と呆然としていると、屋根に「お誕生日おめでとう!イズルード」と垂れ幕が下がっていた。 その文字をみた時の衝撃は忘れられない。 あわてて踵を返して、何かを買いに戻ろうとする私に、タイミングよく玄関が開かれ声がかかる。 「どこにいくつもりだ、この素晴らしき日に、と仰っておいでだよ」 と愛想よい笑顔を貼り付けたクレティアンと、勝ち誇った表情で腕を組んで立っているヴォルマルフが立っていた。 その後の事はあまり思い出したくもない。 豪華な食事に手をつける事もできず、イズルードが嬉しそうにプレゼントを一つ一つ開けていく時は、神に祈った。今、息の根を止めてくれ、と。 その願いは叶わず、はりのむしろに座る思いで過ごす事になった。
昨夜の事を思い出すだけでも、全身を掻き毟りたくなる。 「ま、今更貴様の欠点をあげつらっていたら、朝までかかってしまうな。で、話は?」 「あー、あの年頃の子は何を欲しがるものなんだ」 やれやれと芝居がかって大袈裟に肩を竦めて見せる。 「ただでさえ出遅れているんだ。滅多なものは渡せないだろう」 と言い訳を重ねていくが、ますます、処置なしだな、と額に手をあてて深く溜息まで吐かれる。 「私はメリアドールと結婚して恐ろしい事に数年も経ってしまっているが、一度も誕生日に物を渡した事はない」 いくら仮面夫婦と言ってもそれは、と思わず眉が寄る。 「ただ、街を歩いていて、ど派手な緑を着ているあいつに似合うだろう、と思うものがあればそれを渡しているし、あいつが何か欲しがっている時があればそれを渡している。日時に囚われる必要はどこにある」
クレティアンと別れて、そのまま家に戻る事にする。 その途中に、イズルードならば欲しがりそうな、不気味で醜悪なぬいぐるみが店の隅に隠れるように置かれているのが目に入った。 プレゼントの定義、というものをあの男から教えられた私は躊躇う事なく店内に入る。 イズルードはきっと喜んでくれるだろう。
終(時間がなくなった)
でもクレティアンはヴォルマルフの誕生日は盛大に祝って、三ヶ月前から欲しいものリサーチすると思う。 だってパパンは誕生日にモノを貰わないと本気で拗ねる人だと思うから(はいはい) 久々に入り婿ウィーグラフの話を書いたなあ。
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