日々妄想
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親戚のおばちゃんの作ってくれたおはぎはマジで美味い。 多分子供の頃から食べているせいか、おばちゃんのおはぎが私の味の原体験なわけです。 おばちゃんはおはぎだけじゃなくても、茶碗蒸しも作って持ってきてくれる。 おばちゃんの茶碗蒸しは、栗が入っているんです。これがウマイの! 私は面倒な料理は全く作らないので、おばちゃんみたいにマメに作ってくれる人には頭があがりません。 いつも美味しいものをおすそ分けしてくれてありがたいです。
女の子は料理できたほうがいいよね。ウチは母親が全くだし、当然私も全くです。 凝ったもの、好き嫌いが激しいので嫌いな食材のものは作れない、そんなダメっこなんです。 だから最初家を出たときは困りました。 笑顔で…本当に笑顔で「こんな事もできないの?」という意味合いの事を、美辞麗句でコーティングして言われました。前家人ママに。テヘ。 なまじっか前家人が魚をさばくのが得意だったので、全部やってもらっていたため、向こうの家にいったときにね…冷や汗ってやつがでましたね。 「なんで三枚に卸せないの?」を笑顔で美辞麗句で(以下略 初めてのお正月にブリ一匹いて「さあ、刺身にしましょう」「え?これを?」「……ぶーぶーさんは、今まで家で何を作ってたの?(笑顔でびじれ…)」 ブリは前家人ママンがさばいてくれましたが… その間、ママン無言でした。あの時ほど「にげたい、にげたい、にげたい」と思った事はなかったです。 (違う事しようとしたけど「見ておきなさい。あなたできるようにならなきゃ」と言われたため見ていた。でも何年みても出来る気はしなかった) 最後に笑顔で「お母さんは出来ない人なの?じゃあ出来なくても、仕方ないわよね」という意味合いの事を美辞麗句なしでストレートに言われました。 いやあ、娘が出来ないとその母親の人生まで否定されます。ははっは、死ねばいいのに、とあの時本気で思いました。 私が弁当作ってないと聞けば「お母さんが共働きでそういう事できない人だったんでしょう。じゃあ、あなたが出来なくても仕方ないわよね」という事も言われたな。本当にね、「カッとなってやりました」って気持ちってこういう事かな?なんて思うドス黒い感情が渦巻きました。 私が出来ないことをストレートに注意すればいいじゃないですか、ねえ。 ウチの母親を引き合いに出すからタチが悪い。だからこそムカツク。 初めて人に「クソババア!」と怒鳴ったのもあの人だしな。 あー、今思い出してもむかつく。まあ、向こうも同じ事を思っているだろうな。 何も出来ないダメなヤツだったし(今もだが) だから今の家人ママは大好きです。遊びにいっても気を使わない。 「出来合いでいい?」「おけ〜」で二人でカップラーメンすすったりする。 ありがたい、本当にありがたい。
で、今日、なぜかナマコを卸すことになりました。 いやあああ、ナマコはいやああああ。半泣きしていたら母親がしてくれました。 ナマコ大好きなんだけど、アレを卸す…というかさばく…のは勇気が…いります…よね?(同意を求める) ママンが卸してくれたナマコ酢とおはぎと茶碗蒸しという、トンデモ組み合わせな夕食でした。 もう食べられないよ〜(バスト・ア・ムーブのハムの声で)
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