日々妄想
DiaryINDEX過去未来


2006年03月21日(火) おはぎうま〜

親戚のおばちゃんの作ってくれたおはぎはマジで美味い。
多分子供の頃から食べているせいか、おばちゃんのおはぎが私の味の原体験なわけです。
おばちゃんはおはぎだけじゃなくても、茶碗蒸しも作って持ってきてくれる。
おばちゃんの茶碗蒸しは、栗が入っているんです。これがウマイの!
私は面倒な料理は全く作らないので、おばちゃんみたいにマメに作ってくれる人には頭があがりません。
いつも美味しいものをおすそ分けしてくれてありがたいです。

女の子は料理できたほうがいいよね。ウチは母親が全くだし、当然私も全くです。
凝ったもの、好き嫌いが激しいので嫌いな食材のものは作れない、そんなダメっこなんです。
だから最初家を出たときは困りました。
笑顔で…本当に笑顔で「こんな事もできないの?」という意味合いの事を、美辞麗句でコーティングして言われました。前家人ママに。テヘ。
なまじっか前家人が魚をさばくのが得意だったので、全部やってもらっていたため、向こうの家にいったときにね…冷や汗ってやつがでましたね。
「なんで三枚に卸せないの?」を笑顔で美辞麗句で(以下略
初めてのお正月にブリ一匹いて「さあ、刺身にしましょう」「え?これを?」「……ぶーぶーさんは、今まで家で何を作ってたの?(笑顔でびじれ…)」
ブリは前家人ママンがさばいてくれましたが…
その間、ママン無言でした。あの時ほど「にげたい、にげたい、にげたい」と思った事はなかったです。
(違う事しようとしたけど「見ておきなさい。あなたできるようにならなきゃ」と言われたため見ていた。でも何年みても出来る気はしなかった)
最後に笑顔で「お母さんは出来ない人なの?じゃあ出来なくても、仕方ないわよね」という意味合いの事を美辞麗句なしでストレートに言われました。
いやあ、娘が出来ないとその母親の人生まで否定されます。ははっは、死ねばいいのに、とあの時本気で思いました。
私が弁当作ってないと聞けば「お母さんが共働きでそういう事できない人だったんでしょう。じゃあ、あなたが出来なくても仕方ないわよね」という事も言われたな。本当にね、「カッとなってやりました」って気持ちってこういう事かな?なんて思うドス黒い感情が渦巻きました。
私が出来ないことをストレートに注意すればいいじゃないですか、ねえ。
ウチの母親を引き合いに出すからタチが悪い。だからこそムカツク。
初めて人に「クソババア!」と怒鳴ったのもあの人だしな。
あー、今思い出してもむかつく。まあ、向こうも同じ事を思っているだろうな。
何も出来ないダメなヤツだったし(今もだが)
だから今の家人ママは大好きです。遊びにいっても気を使わない。
「出来合いでいい?」「おけ〜」で二人でカップラーメンすすったりする。
ありがたい、本当にありがたい。

で、今日、なぜかナマコを卸すことになりました。
いやあああ、ナマコはいやああああ。半泣きしていたら母親がしてくれました。
ナマコ大好きなんだけど、アレを卸す…というかさばく…のは勇気が…いります…よね?(同意を求める)
ママンが卸してくれたナマコ酢とおはぎと茶碗蒸しという、トンデモ組み合わせな夕食でした。
もう食べられないよ〜(バスト・ア・ムーブのハムの声で)



ぶーぶー |HomePage