日々妄想
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年表など作ってました。 エクセルなどロクに使えないので手書きで… 色々必死です。なぜパパンの話なのに、こんなに頑張っているのか自分でも不思議です。 忘れている事も多いので、空欄多いです。 二周目こなしていくうちに、上書きしていかなきゃ。 ただ色々発見もあって楽しいです。 数日前の日記に書いたヴァン墓参りイベントは、妹では発生しません。うまくいってママンのお腹の中な時期でした。 そうかそうか、じゃあますますガイ様が可愛くて仕方なかった時期であろう(いや、違う) 11歳の老け顔少年が5歳の坊ちゃんの手をひいて墓参り… ああ、いいなあ…これ恋愛ADVなら一枚絵で欲しいところですね(ズレてる、ズレてるよ) さあ、二周目頑張るぞ〜と思ったら、ゆうかさんがラスボスをジェイドプレイで倒したって… うわああ、気になる、気になる!勢いでやってしまいそう! (ちなみにアニスプレイで一回やりました。なぜアニス…と皆から思われそうですが…)
捏造ガイの小さい頃話。 まだ途中。 メインにルークのあの時期を持っていきたい。 でもなかなか上手くいかない。そんなセンチメンタルな時期(どんなんだ)
ペールの遠縁の子供としてあの屋敷に足を踏み入れたのは、7歳の頃。 「ご主人様」となるファブレ公爵一家にご挨拶に向かう途中、広間に掲げてある剣が目に入った。 足が釘付けになったように動かなくなる。 ギュっと拳を固める。怒りに目がくらみそうになった時、背後から幼い子供が咎めるような声をかけてきた。 「それは父上が大事にしている剣だ。お前のようなものがジロジロ見るべきものではない」 燃えるような赤い髪をまとった少年だった。 即座にこの家の一人息子、「ルーク」だとわかった。 「美しい剣なので見惚れておりました。非礼をお詫びします」 丁寧な口調で頭を下げる。 傍のペールも恭しく頭をさげて 「申し訳ございません、坊ちゃま。まだ幼い故礼儀を知りません。どうぞご容赦ください」 初老のペールと7つの俺が、まだ4歳のガキに頭を下げている。 そして本人もそれを当然のように受け止めている。 貴族の坊ちゃんだから仕方ないのかもしれないが… 俺は少しばかり記憶が飛んでいるが、幼い頃はこんなに傲慢で鼻持ちならないガキだったのだろうか。
「お前、名前はなんだ」 「ガイと申します」 「ふーん」 「坊ちゃま、使用人に声をかけるのはおやめください。さあ、お前たちも早く公爵様にご挨拶してきなさい」 執事が俺たちの間に割って入った。助かる。ただでさえ敵地に入り込んで興奮しているのに、煽るような態度のガキの相手をしていたら怒りに我を忘れてしまいそうだった。 だが目の前のガキは執事の言葉など耳に入った様子もなく相変わらず尊大な態度で俺にこう告げた。 「おい、お前は俺の遊び相手になれ」 「何を申されます、坊ちゃま!!公爵家の跡取りであるルーク様がこのような下賎な輩を遊び相手になど。同じ年頃ならナタリア様がいらっしゃるではあるませんか」 「あれは女だ、遊んでいても楽しくない」 ガキが何を抜かす、という気持ちになるが、笑顔を貼り付けて 「お申し出はありがたいですが、無作法な私ではとても…」 と断りの言葉を口にすると、ますます意固地になるのか 「なら母上に申し上げよう。許可が出ればいいのだな」 と、とんでもない事を言い出した。あまり表情を出さないペールもさすがに戸惑った様子だった。 皆の戸惑いの空気に、少年は初めて嬉しそうな顔をして 「では母上に話してくる。少ししてからお前たちは来い」 パタパタと大きな足音をさせながら、扉の先に消えていった。 「…仕方ありませんな」 執事が大きく溜息をはく。 溜息を吐きたいのはこっちのほうだ。もうすぐ8歳になろうかとしているのに、あんなガキの……敵の子供の相手をしなければならなくなったのだからな。
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