日々妄想
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2006年03月05日(日) いやいやめでたい! あとムダ長くてごめんなさい

ゆうかさんがついにアビスサイトをオープンしました〜
やったああ!
ヒャッホーイ!料理コネタシリーズは大好きなんで、新作拝めて嬉しいです。
いいなあ、私も期間限定で何か作ろうかしら…など、こっちのサイトに何の手もつけれないくせに何ぬかす…ってカンジですが。
そしてついにつづるんもゲーム部屋がオープンに!
うわああ、幸せいっぱい。
というか9月のオンリー行きたいな〜ティルズまみれ…はあ…(恍惚)


ただいま二周目です。イオン様とチーグルの森で出会いました。
後半のあのセリフが蘇ります。ああ、イオン様って本当にいい子だよね。
初対面なのに、この時からルークの事思ってくれてて…(涙)
そうそう、タタル渓谷って、あちら側は海なんですね。
となると…(以下ネタバレ妄想になるので白字)
EDでは海からやってきましたか?ルーク。
きっとアッシュは船でムスーっとした顔で待っているんですよ。
漆黒の翼がね船操縦してんの。『アッシュの旦那はいかなくていいんですかい』「うるさい、あいつの仲間だ。俺は関係ない」とか言ってんの!
『少なくともあの王女さんは、旦那に会いたがっていると思いヤスが』「……」
『バカだねえ、意地張ってないでいってくりゃいいじゃないか』でもそう言われると、ますます会いに行けなくなる意地っ張りちゃん。
ルークから海の方見に行ってくれって言われたナタリアが、崖の上から
「まあ、アッシュ!あなたですの?」と言われるまで、タタル渓谷には行けない男。そんなEDムービーの後を妄想。

妄想ワールド全開。どうだろう、ダメ?(誰に聞いている)

ところでイオン様の直属警備は女性だけで構成されているわけですが。
あれってアレですか?
暗に「好きなのに手をだしてOK」みたいな?大奥を引き連れているようなもの?
最高指導者の警備隊が女性だけで構成しているのを考えると…ねえ…
モースとかイオン様の地位がほしくてたまらなそうなのに、出世できない事を考えると直系だけしか継承できないんでしょうね。ユリアの時代から。
それを考えてみたバカバカしいコネタ↓


陛下の世継ぎ問題を真剣に考える老人達の物語

「ダアト教会のような女性だけの警備隊を形成するのはどうでしょう」
「おお、素晴らしい、それはいい考えだ。陛下は女性好きですからな。近くにいれば自然と一人や二人お手つきの女性が出てくるでしょう。その中で男児が生まれればなおヨシですしな」
「少なくとも貴族階級の中の女子で。なあに、何も出来なくてもかまいません。陛下の花嫁候補ともなれば貴族とて了承するでしょう」
「では12人くらいで。飾りの警備隊ですからそう多くなくとも」
「ですな。まずは『ツンデレ』これは今の萌えスタンダードらしいですからな。金髪ツインテーツならなおよし、かのう」
「ふむふむ。妹属性はもう古いのですかの。「おにいたま」と申すロリ属性が一人ほどどうかの」
「陛下はロリではなかろうて。まあ、多種多様なほうがよかろうか。おお、そうそう眼鏡っ子は外してはいかんぞ!図書委員でいつも本を両手でもち黒髪ストレートで」
「ほほう、なかなかええ趣味しておるのう。ワシはそうじゃのう、成熟した肢体と言動で遊んでいると思われているハデな女子じゃ。その実純情娘という落差がたまらんのじゃ。どうじゃ」
「それもアリかのう。ワシのイチオシは天然じゃ!ほえ?が口癖でドジばかりしておるんぢゃ!」
「卿はコレットスキーのようじゃのう。ワシはリフィル殿じゃ!一人くらいはクールなおなごも必要じゃろうて!」
「いや、やはりおっぱいじゃ!しいなのようなオッパーイな忍者が」

老人たちが徹夜で熱い議論を交わして出来た特別警備兵案は、大佐が根回し済みの議会で反対される事になるわけですが。
自分でも驚くくらいなバカバカしいネタですまない。
下はこれまたどうしようもない捏造もの。
ディストが愛しくてついつい妄想ばかりしてしまいます、誰か助けて!



「ディストとアニス」


『養子になる事にしました』
そう告げられたのは彼から惑星譜術を盗んで来い、と命令された時より前だったか、後だったか。
いつまでも共に研究していくと思っていただけにあの発言は衝撃だった。
軍でえらくなるためには家名は必要らしい。
今までそういうものを嫌悪してきたプライド高い彼が、そうなったのかは聞かずとも分かっていた。
かの地では珍しい褐色の肌をもつ、金色の光を髪にもオーラにも纏っている男のせいだ。
どうせ私はいつもつまはじきですよ。
だけど研究だけは、ジェイドと肩を並べることができるのは私だけなのに。
だからこそ彼からは止めるようにと言われたアレを続けているのに。
きっと完成すれば彼は私を見直すでしょう。彼と肩を並べる男が誰なのかわかるはずなんです。
「な〜に、さっきからムスー、ショボーン、ニターって気持ち悪い百面相しているの?ますますキモくて皆がドン引きしているから、アニスちゃんはそういうの止めた方がいいと思うな」
かん高い声で私の感傷のジャマをした少女は、私の恨めしげな表情など意に介する事無く目の前のイスにドカっと座る。
「何ディスト。あんた全然食べてないじゃない。ちゃーんと食べないと、アニスちゃんみたいに可愛くなれないぞ!…ま、死神じゃムリか」
「きぃぃぃぃ、だからバラ!バ・ラのディスト!何度言ったらわかるんですか!」
「いや〜ん、ディストってソッチの人〜?きゃ〜」
「ソッチじゃありません!大体ゲイはパンジーという別称が」
「そうかそうか。だからアニスちゃんの魅力がわかんなくて、クソガキー、とか言うんだね★」
口では勝てない。可愛い顔立ちと可愛らしい声、なのに中身は悪魔だ。
幼馴染とベクトルは違うが、根っこはよく似ている。
だから私はこの少女に振りまわれるのは嫌いではなかった。
「ねえ、ディスト、どこかいっちゃうって本当?」
上目遣いで私を見る。何かを探ろうとしている目。
「ええ、少し遠いところで研究をしないといけませんから。ここにはなかなか戻ってこれないでしょうね」
「ふ〜ん。ディストの研究って?そのヘンな椅子を量産すること?あ、でもそれが大ヒットしたらディストもお金持ちか〜、ねえ、アドバイスしてあげるから20%ちょうだい」
「誰が!厚かましい小娘ですね!」
「だって〜、ディストって絶対世間のニーズってやつわかってないだろうからさ」
図々しい事言っても憎めない。少し誰かを思い起こす気がした。
「ほらほら、甘いもの食べないと脳が活性しないよ!で、どこで何の研究するのかな〜?アニスちゃん、仲良しのディストの事色々知りたいな〜」
彼女が得た情報を、誰に流しているのかは知っている。
先生の情報を持っている彼からそれを奪うため、色々と接触していると目の前の少女の事を聞く事になった。
蔑んだように『金のためなら裏切りなど平気な子供だ』と言っていた。
「そんな事よりこれから時間はありますか?」
「はあ?なに?デート?アニスちゃんがいくら可愛いからってディストの年じゃ犯罪だよー、というかエンコー?」
早口でまくしたてる少女は声が高くよく通るため、食堂内の視線が冷たく突き刺さってくるようだ。
「違います!全くこの小娘は!この前あの小汚いヘンなぬいぐるみを預かったでしょう。お返しします」
「じゃここで返してよ。そうじゃないとアニスちゃん貞操のピーンチ★」
「だーかーら!第四石碑の丘に来てください。わかりましたね!すっぽかしは許しませんよ」
「あー、メンドクセ…」
ボソリとつぶやく少女に一番きく言葉を口にする。
「拘束料は払います…」
「は〜い!今からでも全然おっけ〜、ねえねえ、この前ヘンな機械の前で五十音延々喋らされた時くらいは払ってくれる?」
「はいはい」
もう溜息しか出なかった。


「何、これ!」
私の傑作「トクナガ」の出来にさすがのアニスも、素直に感心している。
「あなたの音声だけに反応します。こうみえても防御は特に秀でていますし、攻撃も並みの兵士以上のものですよ」
呆然といった表情で巨大化したトクナガに乗っていたが、少し顔を曇らせて降りる。
「…なんでくれるの。こういうのでみかえり求めてくるんじゃないの。あたし…もう何もないよ」
子供が「もう何もない」と言う。少しうつむいているので、この身長差では表情は窺い知れない。
「……別に。まあ、あそこでこんな私に話しかけてくれたのはあなただけでしたし」
つまらなさそうに顔をしてダアト教会施設に向ける。
荘厳な美しく清き建物。中は醜く陰謀策謀で満ちている。
「そっか…うん……、ありがとう〜、アニスちゃん大感激〜」
パッと顔をあげると、ふくよかそうな頬に指をあてて笑顔を向ける。
その仕草だけで、二人の間に漂った微妙な空気を吹き飛ばした。
この少女はそれでいいのだ。
ふと、ある男の事を思い出した。嫉妬の感情でどうにかなってしまいそうになるのに、厚かましく図々しくいつもドカドカとこちらの都合おかまいなしなのに…憎めない男。悪魔みたいなところは彼に、許してしまう我侭なところは彼に。少しだけ、ほんの少しだけこの少女に思い出を重ねてしまう。
「ありがとね、本当に」
「……ふん」
「で、拘束料払ってね★」
「こ、こ、この守銭奴がーーーー!」



久々にキチンと終わらせたような…。
というか長くてすまぬ。


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