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| 2006年10月22日(日) ■ |
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| ボックス→スタジオ練習 |
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今日はスタジオ練習の日。いきなりスタジオに行っても声が出ないので、その前にボックスで練習をしようと、早起きして出かけた。
しかし、早起きしなければならないと言っているにも関わらず、夕べはアポロ13号が夜中までゴルフのテレビを観ていたし(こういう時こそPC部屋に篭ればいいのに!)、そのあとは、やはりアポロ13号の咳で眠れず。ほとんど寝ていない状態で出かけたため、疲れ果てた。寝不足では、声も思うように出ない。本番前にはこんなことのないよう、マジでお願いしますよ!
スタジオでは、ドラムの体の具合が良くないという話を聞き、どうにも元気の出ない状態だったが、ともかくそれはそれ、これはこれ、今更引き返せないのだから、やるからには元気を振り絞ってやるしかない。一番辛いのは、ドラム本人なんだし。
ニューオーリンズとも連絡が取れない状態だから、万一ドラムができない場合を考えると、とんでもなく恐ろしいのだけれど、とにかく良い方向でできるよう、信じるのみ。そのために、ボックスに行く度、花園神社の芸能の神様にお参りしているんだから。
今日は、大学ラグビーで早稲田が100対0で日体大を下したり、日本シリーズで日ハムが勝ったり、スポーツイベント的には面白いこともあったのだが、とにかく寝不足のせいで、疲れ果てて全く元気がわいてこない。新庄の元気をわけてもらいたいくらい。
夕方少し昼寝したが、中途半端な睡眠は、かえって疲れが増すだけ。こういう時に風邪のウィルスが入り込んだりするから、それだけはなんとしても阻止したい。とはいえ、クシャミ3回。すぐに風邪薬を飲んだ。
ドラムの体調はともかく、すべてが寝不足から発生している不調。ほんとに、ほんとに、頼みますよ。今体調を崩したり、風邪を引いたりしたら、マジで絶体絶命。お願いだから協力してください!っての。←アポロ13号
ニコラ・モーガンの『月曜日は赤』は、タイトルはちょっと惹かれたが、全然面白くなかった。奇想天外なイメージが売りなんだろうが、イメージのひとつひとつがありきたりすぎる。それが連なると平凡ではなくなるとも言えるが、原文ではどうなんだろう?日本語では特に惹かれる部分もなく、精神病かヤク中の話みたいだ。それが独創的なイメージであるとは、私には思えなかった。ストーリーの合間にそういうイメージがたくさん入り込んでくるのだが、はっきり言って邪魔。
ちなみにこれはイギリス人の作家だが、イギリス人は名前を言ってはいけない例のあの4文字のもの○○○○がよほど好きなのかな?ハリポタにも大々的に登場しているし(ロンが口から巨大なやつを吐き出す)、他のイギリスの小説(特に児童書)にもよく出てくる。もちろんこの小説にもたびたび登場している。イギリスには、そんなに頻繁に目に付くほど、例のあのものがいるんだろうか?美しく描かれた庭園のいたるところに、例のあのものがいるというわけか?
というわけで、名前を言ってはいけない例のあのものが頻繁に出てくるせいもあって、この本は内容と全然違うところでも嫌になってしまった。私が最もイメージしたくない、最悪のものだから。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『月曜日は赤』/ニコラ・モーガン (著), 原田 勝 (翻訳) 単行本(ソフトカバー): 240ページ 出版社: 東京創元社 (2006/8/24) ASIN: 4488013252 サイズ (cm): 19 x 13 内容(「BOOK」データベースより) 月曜日は赤。悲しみには虚ろな青い匂い…目を覚ますと、とんでもないことになっていた。頭の中には思いもよらない言葉が、まぶたの裏には異常な映像が浮かぶ。そして、視界の隅には妙ちくりんな化け物が座っていた。そいつの名はドゥリーグ。ぼくに言葉の力で世界を変えようと、しきりとそそのかす。そんなことはどうでもよかった、ひとりの少女に出会うまでは。彼女の肌は日に照らされたシナモン、焼きたてのケーキ、髪は蜂蜜のように長い。クリームのように流れ、吐く息は綿菓子の泡となって宙に漂う…めくるめく色彩と豊かなイメージに彩られた、少年の不思議な初恋と成長の物語。
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