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| 2006年10月04日(水) ■ |
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| デルフィニア戦記 |
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以前に『王女グリンダ』を読んでから、その元になった<デルフィニア戦記>シリーズに興味を持ったのだが、表紙にとがったあごの、男女共に胸もお尻もないようなマンガが描かれていてもおかしくないような話なのに、そうはなっていないところに好感が持てる。
これまでは、日本人の書く異世界(日本が舞台ではないという意味)ファンタジーにはどうしても違和感があったのだが、このシリーズはそれほどでもなく(細かいところはやはり日本人だなと思う部分もあるが)、結構はまる。
今日は歌練習のあと、雄弁会の岡田君に誘われてどん底に行ったのだが、新首相安倍氏について、かねてから疑問を持っていたことについての話をしたりとか、どん底新メンバーのハルちゃんとカポーティの話をしたりとか、かなり有意義な時間を過ごせた。
先日、バンドのベースから歌い方について言われたことが引っかかっていて、練習していてもどこをどう直していいかわからず、全く身が入らない状況で落ち込んでいたのだが、言った本人は別に気にしてるようでもなく、他人事だと思って「あんまりナーバスにならないほうがいいよ」とか・・・。だったら、ライブ直前に言うなよ!と感じで腹を立てていたのだが、岡田君たちのおかげで、少し気が晴れた。
ライブをやるのは、体力的にも大変だが、精神的な強さがないとダメだと思っていたのだけれど、全くそのとおりだ。些細なことで、張り詰めている気持ちが一気に崩れる。誰も褒めてくれなくても、自分だけでも最高だ!と思いこんでいないと、あんなことはやれるもんじゃないと思う。
アポロ13号は、何事にも火に水をかけるようなことしか言わないし、いつも意気消沈させられている。しかし、少なくとも岡田君は褒めてくれたので、溺れるものは藁をも掴むで、それを信じてやるしかない。さすがは雄弁会の元幹事長。人をおだてるのは上手い。そして、私もおだてられて木に登っちゃうタイプ。良く言えば、おだてられれば不可能も可能にするタイプなのだ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『放浪の戦士(1)―デルフィニア戦記 第1部』/茅田 砂胡 (著) 文庫: 381ページ 出版社: 中央公論新社 (2003/01) ASIN: 4122041473 サイズ (cm): 15 x 11 内容(「BOOK」データベースより) 男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく。
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