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| 2005年06月04日(土) ■ |
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| アメリカは暑いのか寒いのか |
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ニューオリンズは暑くて湿気が多く、ニューヨークは丁度いい季節と聞いているのだが、気候が変わるというのは荷造りが面倒だ。暑かったらどうしよう?寒かったらどうしよう?と、迷ってばかり。暑いところは冷房が効いてるだろうから、やっぱり長袖は持っていかなければとか、アムトラックは車内がものすごく冷えていて、毛布が必要らしいとか・・・。
今日読了した、ジュリー・スミスの『殺し屋が町にやってくる』は、真夏(8月)のニューオリンズが舞台。誰も彼もが、その暑さにうんざりしているようだ。じゃ、6月はどうなんだろう?雨は?傘はいるかな?宿泊するホテルにはコインランドリーがないようなので、洗濯しても乾かなかったらどうする?とか。
ちなみに、アポロ13号は南部には全く興味がなく、時差から気温、ホテルの設備、レストランやバー、観光スポットの道順まで、情報収集はすべて私の仕事になっている。そりゃたしかに私が南部に行きたいと言ってるわけなんだけど、興味を共有できてこそ、旅が楽しくなるってもんじゃないのかなあ?
で、文字からの情報収集は面倒だろうと思い、DVDを買ったり、せっせと図書館でビデオを借りてきてあげたりしているのだが、夕べなんかも、「真夜中のサバナ」を観ながら(私は二度目)、退屈だと言って、あっという間に高いびき。今回、ジョージアには行かないんだからいいんだけどさ・・・。
映画を観ながら、これがスパニッシュモスで、あれがアイアンレースで・・・と説明しても、そもそも興味がなければ、暖簾に腕押し。そんな時、ダメ押しのようにバーダマン先生や青山先生の本(写真入りのもの)を見せて、「これだ」と念を押す。そうしないと、向こうに行ってから、再度説明し直すという羽目にもなりかねない。百聞は一見にしかずだから、実際に見るに越したことはないけれど。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『殺し屋が町にやってくる』/ジュリー・スミス (著), Julie Smith (原著), 長野 きよみ (翻訳) 単行本(ソフトカバー): 413 p ; サイズ(cm): 18 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016240 ; (1995/07) 内容(「BOOK」データベースより) 「関係者諸君、おれはついに帰ってきた。さっそく2人殺したが、おれはけっしてつかまらない」70年以上も前、斧を使って残虐な殺人を重ね、ニューオリンズの街を震撼させたアックスマン。その悪名高き殺人犯の名をかたった大胆な犯行声明に、刑事たちはいっせいに色めき立った。折りしも殺人事件が2件起きたばかりで、いずれの現場にもアックスマンの頭文字Aが書き残されていた。特別捜査班の一員に抜摺された新米の女刑事スキップ・ラングドンは、被害者の2人が依存症の自主治療会に参加していたことを知る。はたして犯人はメンバーの1人なのか。さまざまな過去を持つ人々が織りなす複雑な人間関係から、スキップが見出した意外な真相とは。前作『ニューオリンズの葬送』でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した著者が、エキゾチックな古都に秘められた悲劇を情感豊かに描きだすシリーズ第2弾。
※画像は原書 『The Axeman's Jazz (Skip Langdon Novels)』
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