BACK NEXT 初日 最新 目次 HOME

INFORMATION
日刊・知的ぐうたら生活
ここのBLOGはこちら
SCHAZZIE@MOBILE

schazzie
HOME

SOUTHBOUND
Go To U.S.A.
BOOKLOG
BOOK CLUB
読書の日記
Another View


My追加


■ 本の検索・購入 ■
Amazon.co.jp アソシエイト



●For Mobile●
キーワード:

2004年06月11日(金)
レイ・チャールズの訃報

10日にレイ・チャールズが死んだ。昔、中野サンプラザにコンサートを観に行った思い出がある。レイ・チャールズの「Georgia on My Mind」(邦題「我が心のジョージア」)は不朽の名作だ。そもそもブルーズといえば、レイ・チャールズかトム・ウェイツしか知らなかった私。それだけ有名であったということ。非常に残念。

夕べも2時間しか眠れなくて、昼寝しようと思っても、なかなか眠りが訪れない。午後も遅くなって、ようやく眠くなった。結局夕方起きるのが、ものすごく辛くなっただけのことで、あまり寝たという感じはしない。疲れただけ?寝ている間にも、頭が回転していて、いったん目が覚めると、即座に行動できるくらいに、頭が覚醒しているのだ。

そんなわけで、布団の中で何時間か過ごさなくてはならなくて、読んでいたスージー・マローニーの『A Dry Spell』を読み終えた。これは面白かった。雨を降らすことのできるヒーローが出て来て、町を呪っている女(死者)と戦うという超自然的な話なのだが、ロマンスの要素もあり、ミステリというか、ホラー的な要素もあり、といった感じ。ロマンスを除けば、マキャモンにも通じるような部分があるかもしれない。

結局、町を呪ってた女の亡霊って、もともとは誰なの?という、非常に初歩的な疑問が残るものの、全体としては面白かった。ここ日本では梅雨時なので、あんまり雨を降らして欲しくないなあという現実はあるのだけれど、それはそれ、これはこれ。呪いのために、4年間も雨が降らなかった町に、やっと雨が降ってよかったね、ということか。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『A Dry Spell』/Susie Moloney (著)
内容(「BOOK」データベースより)
農業を主たる産業にしている小さな町グッドランズは、深刻な災厄に見舞われていた。もう四年も、まったく雨が降らないのだ。それが尋常の旱魃でないことは、すでに皆が悟っていた…。その若者は、ふらりとやってきた。彼を呼び寄せたのは、若き銀行支店長のカレン。彼女は瀕死の町を救おうと、この得体の知れない男の不思議な能力にすべてを託す。若者の名はトム、職業は雨降らし屋―さっそく雨を降らせにかかったトムは、すぐにこの町の異常さに気づいた。なにか理解できない力が町を覆い、天候を支配しているのだ。雨を寄せつけようとしないのは何ものか?彼は全力を挙げて見えない敵に挑んでゆく。その頃町では、家屋倒壊や放火など次々に不可解な事件が起こり、住民たちの視線は、よそものであるカレンとトムに向けられた…。意表を突くスリリングな展開、度肝を抜くスペクタクルな対決、そしてかつてない異様な興奮が襲うクライマックスへ!期待の新鋭が放つ、超話題作。


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698

Site Meter