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| 2004年02月26日(木) ■ |
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| 紀伊国屋洋書バーゲン |
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紀伊国屋の洋書バーゲン初日。 今回はタカシマヤでの開催なので、お買い物券が使えて嬉しい。
私としてはかなり早めのお昼ごろに行ったのに(いつも夕方)、結構混雑していて、ワゴン周りに空きがない状態。外国人が多かった。空いたところを探して見てまわったので、順序良くワゴンを回れず、全部見るのに3時間くらいかかってしまった。
欲しい本があったのだが全然出てなくて、商品補充のたびに見に行っては、がっかり。立ちっぱなしですごく疲れているんだけど、あと1回、もう1回と粘ったものの、ついに欲しい本は出てこなかった。とはいえ、10冊も買えば十分だ。
タカシマヤでやると、ついつい他の売り場も見てしまい、余計な買い物までしてしまって、結局散財になるのだけれど、やっぱりバーゲンは楽しい。とりあえず買い物カゴに入れた本の半分くらいは戻すのだが、今回は、山のように買って行く人が多かったなあ。
今回絶対買うまいと決めていたのは、ハードカバーと大判の本。フランゼンの『The Corrections』みたいに、結局マスマーケットで買いなおす羽目になるからだ。それでも、『ブリジット・ジョーンズの日記』のヘレン・フィールディングの新作『Olivia Joules and the Overactive Imagination』は、小さめのかわいらしいハードカバーだったので、かなり迷ったが、初志貫徹。そのうちPBになるだろうと思って、我慢した。
T.C.ボイルの『T.C.Boyle Stories』のマスマーケット版もあった。これも大きくて重たい大判のPBなのでなかなか読めないのだが、このマスマーケット版は、サイズが小さくなった分、文字がひどく小さくて(あの大きさがこのサイズになったら、これくらい小さくしないと収まらないだろうとは思うが)、目が潰れてしまいそうなのでやめておいた。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『When Zachary Beaver Came to Town』/Kimberly Willis Holt 内容(「MARC」データベースより) ある日、世界一巨漢の少年が現われて、ぼくの中で何かが大きく変わっていく…。少年たちのひと夏の思い出をせつなく描く、愛と友情の物語。1999年ヤングアダルト部門で全米図書賞受賞。
◆紀伊国屋洋書バーゲン
『A Cup of Comfort』/Colleen Sell(編) \1313-\400 ペーパーバック: 324 p ; 出版社: Adams Media Corp ; ISBN: 158062524X ; (2001/10/01)
『Faking It』/Jannifer Crusie \990-\400 マスマーケット: 412 p ; 出版社: St Martins Pr ; ISBN: 0312983824 ; (2003/04/01)
『White Oleander』/Janet Fitch \1516-\400 ペーパーバック: 446 p ; 出版社: Little Brown & Co ; ISBN: 0316284955 ; Mov Tie-in 版 (2000/05/01) 出版社/著者からの内容紹介 全米ミリオンセラー NYタイムズも絶賛! 母イングリッドは恋人を毒殺して終身刑に。残された12歳の娘アストリッドは里親の家を転々としながら、女となり、撃たれ、飢え、怯える。獄中からも娘を支配しようとするエゴイストの母との対立、幼い魂を傷つけ翻弄する恐怖と愛。その中で美しく成長していく少女の姿を描いた感動の文芸サスペンス巨篇!
『The World Below』/Sue Miller \1342-\400 ペーパーバック: 309 p ; 出版社: Ballantine Books ; ISBN: 0345440765 ; (2002/08/27) ※表紙はこの画像
『Sea Glass』/Anita Shreve \1054-\400 ペーパーバック: 出版社: Little Brown & Co ; ISBN: 0316707821 ; (2002/11/01) ※PBは在庫切れなので、リンクはハードカバーのもの。
『An Accidental Woman』/Barbara Delinsky \1054-\400 マスマーケット: 528 p ; 出版社: Pocket Books ; ISBN: 0743411269 ; (2003/07/01)
『The Corrections』/Jonathan Franzen \1299-\400 ペーパーバック: 592 p ; 出版社: St Martins Pr Special ; ISBN: 0312421273 ; (2002/08/27) 内容(「MARC」データベースより) 老境に入った夫婦は家族の絆の修正(コレクションズ)をクリスマスに託したが…。家族が陥った危難をシニカルに描き出し、現代人にまつわる悲喜劇を紡ぎ出す。全米図書賞に輝いたベストセラー小説の邦訳。 ※持っているPBが大判で重たくて読みづらいので、マスマーケット版で再購入。買ったのはFourth Estate社のものだが、リンクはSt Martins社のもの。
『One Step Behind』/Henning Mankell \1480-\400 ペーパーバック: 448 p ; 出版社: Vintage ; ISBN: 0099448874 ; (2003/04/03) ※実物とリンクはUK版だが、画像はUS版。
『The Runaway Jury』/John Grisham \1054-\400 マスマーケット: 560 p ; 出版社: Bantam Books ; ISBN: 0440221471 ; Reprint 版 (1997/03/01) 内容(「BOOK」データベースより) 夫が肺癌で死んだのは、長年の喫煙が原因だ―未亡人はタバコ会社を相手どって訴訟を起こした。結果いかんでは同様の訴訟が頻発する恐れもある。かくして、原告・被告双方の陪審コンサルタントによる各陪審員へのアプローチが開始された。そんななか、選任手続きを巧みにすり抜け、陪審団に入り込んだ一人の青年がいた…知られざる陪審制度の実態を暴く法廷サスペンスの白眉。 ※映画「ニューオーリンズ・トライアル」の原作。
『Dreamcatcher』/Stephen King \1054-\400 マスマーケット: 896 p ; 出版社: Pocket Books ; ISBN: 0743467523 ; (2003/03/01) Amazon.co.jp 昔々。呪われた街、デリー(『It』や『Insomnia』の舞台と同じあの街)で、4人の少年が力を合わせ、ある勇敢な行動をとった。そのときは知るよしもなかったが、その行動は少年たちをある意味で変えたのだった。
20年後。かつての少年たちは成人してそれぞれの生活を営み、それぞれの問題を抱えている。お互いにまったく関係を断っていたわけではなく、狩のシーズンになると、4人組はメイン州に集まることになっていた。そして、その年。
彼らのキャンプに見知らぬ人物が迷い込み、右も左もわからぬ意識の中で何かぶつぶつと、「空の光」のことを口走っていた。しかしその支離滅裂なたわごとは、ある不穏なできごとを予知していたことが明らかになり、まもなく4人は、別世界からの生き物との恐ろしい闘いを余儀なくされることになるのだった。 彼らが生き残る唯一の道は、少年時代のあの記憶の中に引きこもることだった。…そして、「ドリームキャッチャー」の中に。
『Bag of Bones』(邦題『骨の袋』)以来の長編だが、これは「記憶」と「勇気」の物語と言える。少年時代の記憶という、この恐るべき領域から物語を語るのはあの『The Stand』(邦題『ザ・スタンド』)以来だし、それよりも「闇の中核」に、ここまでがっぷり四つに組んで戦うのは初めてのことだ。 ※映画「ドリームキャッチャー」の原作。
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