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2003年06月03日(火)
ラブリー・ボーン

アリス・シーボルドの『ラブリー・ボーン』をやっと読み終えた。話題の本の感想は書きにくい。面白くなかったわけではないけれど、単純に面白かったとか感動したとか言えない、なんとなく複雑な心情の読後。あまりに自分の個人的な領域にまで入り込んできて、純粋に小説としての判断ができないせいかも。

夜中に読み終え、引き続きジョイス・キャロル・オーツの『エデン郡物語』へ。これは一度挫折しているのだけれど、ちょっと前に長編の『フォックスファイア』を読んだので、前よりは入り込めるような気がする。短編でも一文が長いのは相変わらず。

夕方から課題をやりに大学図書館へ行く。家にいると集中しないので。
図書館の中でも女子にちょっかいを出している男子がいて、どこにでもそういうやつはいるのね、とため息。ほかの99%の人は真面目に勉強しているのに。

図書館に入るのに、毎回名前を書いて入館カードをもらうのが面倒なので、アポロ13号に「早稲田カードを作ってよ」と頼む。早稲田カードがあると、配偶者も家族カードが作れて、それで図書館に入れるらしいのだ。いいよとすんなりOKしてくれたので喜んでいると、いくらくれる?と言うアポロ13号。払ってあげてもいいけど、それもあなたのお給料から出るわけだから、無意味だと思いますが。。。そうそう、もしかしたらラグビーのチケットがもらえるかもしれないよ〜。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ラブリー・ボーン』/アリス・シーボルド
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『The Lovely Bones』は一風変わっているが、主人公が大人になっていく様子を描いた感動の物語である。スージーは失ってしまった世界にしがみつきながらも自分自身の死を受け止めようと格闘し、『My So-Called Afterlife』のように、長年にわたり家族が生きていく様子を追いかけていくのだ。スージーの家族は悲しみに崩壊する。父は殺人犯を突き止めることを心に誓い、母は家族から去り、弟のバックリーは家族の死の意味を理解しようとし、妹のリンジーは数々の衝撃的な出来事を10代から青年期を通してスージーとともに経験する。また本書の中では、不慮の出来事、そしてやり残してしまったことが随所に描かれている。スージーは生前に経験した男の子とのたった一度のキスを思い返して「まるで事故のようなもの。ガソリンの中にふと見えるきれいな虹みたい」と言う。



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