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2003年02月09日(日)
ラグビー日本選手権

日本選手権は学生と社会人の試合。
社会人とはまず体格が全然違う。胸を借りるといった感じの試合だが、社会人のほうが断然強いという既成事実があるので、あまり期待を抱かずに出かけた。例年ならスカスカの競技場も、今年は超満員。どういうわけか、社会人の試合は人気がないのだが、早稲田人気なんでしょうかね。

第一試合は法政X東芝府中で、法政は1トライもあげることができず完敗。第二試合は、早稲田がリコーを相手に31点を取ったものの、68点を取られて敗戦。今シーズン最後の試合となった。

法政、関東学院が0点、帝京が7点という得点の中で、早稲田の31点は大きい。主将の山下が体調不良で、双眼鏡で覗いた顔は、立っているのもしんどいといった感じで、いつもの山下の鋭い顔つきは見ることが出来なかった。

学生にとっては学生選手権が頂点だし、それが目標。その後は気合も抜けるだろうな。それに、試合前日まで試験という不利な状況だから、気の毒といえば気の毒。社会人にも仕事があるけれど、社会人のほうが融通がきくだろうし。

ともあれ、お疲れさま!
君たちは、よくやってくれたよー!
試合を観るたびに、どれだけ勇気づけられ、元気をもらったことか!つまらないことや、くだらないことを気に病んでいる自分が馬鹿らしく思えて、また前を向いて歩けるようになったし、目標に向かってがんばるという姿勢が、どれだけお手本になっていることか。心からありがとうという思いでいっぱい。

これで私のラグビーシーズンも終わると思うと、ちょっと寂しいけれど、来シーズンもいい試合を見せてくれることを祈って、幕を閉じよう。

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