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2003年01月18日(土)
ハリポタ盗作裁判の顛末

私がこのHPを立ち上げてすぐの頃、「ハリー・ポッターは盗作だ!」という噂が駆け巡った。それは単なる噂ではなく、実際に裁判になって、その後どうしたかな?と思っていたら、昨年の9月に判決が出て、ローリング女史に軍配があがったらしい。
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訴えたのは、アメリカの絵本作家Nancy K. Stoufferで、彼女の作品
『Larry Potter and His Best Friend Lilly』
『Lotty Potter: I Am Who I Am』
『Larry & Lilly Potter: More Than Just Friends』
『The Legend of Rah and the Muggles』
などなど、たしかにねー、「ラリー・ポッター」という名前とか、「マグル」という名称なんか、まんまだよねえと思っていたのだけれど、映画化も決まったことだし(当時)、てっきり買収かなんかして、事は解決したものだと思っていた。ということは、私は「ハリー・ポッター」はやっぱり盗作だと思っていたってことになるわけなんだけど・・・。どうなのよ?(^^;

ハリポタのほうを盗作としてしまうと、その影響は計り知れないという事情も裏にあるような気もするんだけどなあ・・・。ともあれ、その訴えたほうのNancy K. Stoufferの本を読んでみたい!

残念ながら日本では手に入らないし(裁判に関係のない『Lilly Laughs』は入手可能)、Amazon.comでも1冊しか入手できそうにない。にしても、この裁判の影響か、はなから面白くないのか、アメリカの読者(おそらくハリポタファン)は、かなり手厳しい。それに、そのあたりを検索すると、関連商品にハリポタが出てくるというのも、きついなあと思う。

結局この作家は、私の作品を盗んだ!と腹を立てて騒いだ挙句、不必要に余計な非難を浴びて、作品はボロボロにけなされるし、裁判は負けるし、踏んだり蹴ったりといった状況。部外者としては、人生の明暗の皮肉な見本て感じで、お気の毒としか言えないかなあ・・・。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『アイヴァンホー 上 (1)』/スコット (著), 菊池 武一 (翻訳)
感想は「読書メモ」



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