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| 2003年01月06日(月) ■ |
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| クローン人間の妄想 |
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絶対ダメ!といいながらも、クローン人間が生まれちゃったらしい。<関連記事> その是否はとりあえず置いておいて(個人的には人工授精もあまり賛成ではないほうなので、クローン人間は自然に逆らうものとして同様に賛成はできないのだが・・・)、もし身近でクローン人間が作れるとしたら・・・という妄想をしてみよう。
一番作りたいのは、父のクローン。そしてできることなら母のクローンも作って、逆に私が育ててみたらどうなるのだろう?と思う。自分のクローンを作った場合、双子の兄弟または姉妹ということになるらしいのだが、親のクローンを作った場合は、どういう関係になるんだろう?父のクローンは、父の双子の兄弟ということになるから、おじさん?で、大人の姿で産まれるわけじゃないから、自分より年下のおじさんを育てるってことになると、かなりややこしい。
自分のクローンを作った場合、自分と全く同じDNAを持った人間を、赤ちゃんから育てるわけで、だとしたら自分の過ちを繰り返させないため、あるいは果たせなかった望みを叶えさせるために、かなりエゴイスティックな親(姉?)になるだろうな。しかし、子どもを叱ったとき、「だって、お母さんと同じDNAなんだからしょうがないじゃん!」といわれるのは必須。
で、アポロ13号のクローンも作ったら、二人は果たして結婚するだろうか?まず出会いがなくてはいけないが、環境から何から自分たちとは違うわけだし、自然な出会いは起こりうるのだろうか?出会ってしまえば、おそらく嗜好は一緒だから結婚まで至る可能性はあるだろうが、それもまた環境や状況で違ってくるかもしれない。私たちに見えた「赤い糸」が、クローン同士でも見えるだろうか?あはは!(^^ゞ
万が一、私とアポロ13号のクローンが結婚して子どもを作ったとしたら、私たちに産まれてきたかもしれない子どもと同じ子どもができるのだろうか?つまりクローンの子どもは、それもまたおおもとのDNA提供者の子どもと同じになるんだろうか?
自分が死んでも、自分と同じ自分が残っているんだから、死ぬのは怖くない?何十人もクローンを作ったら、永遠に生き続けるってことになる? いや、それは違うだろう。オリジナルだろうが、クローンだろうが、それぞれ1個の個体で、人格もあり、自我もある。神様が同じDNAだからと、同じ運命を用意しているわけでもあるまいし、全く同じということは有り得ないだろう。
しかし「神様=宇宙人」説で考えると、もともと地球の生物は宇宙人がDNA操作の結果、作成したものであるから、なにも今更特殊に考えることもないが、核と一緒で、それを扱う術を知らないうちに手を出すと、地球の壊滅に繋がらないとも限らない。
政治家ばかりが私腹を肥やしている日本みたいな国とか、馬鹿が大統領になって、やたら戦争をしたがっている国とか、よその国の人を拉致しちゃう国とか、そんな国ばかりの現在の地球で、クローン技術を有益に生かすことなど、到底無理な話。妄想は妄想のまま留めておいたほうがいい。
そういう研究をする前に、宇宙人(=神)と仲良くして、まずは精神から向上するよう努力したほうが、今後の地球にとってはよさそうだ。その上で、核やクローンといった技術を応用して、全生物が幸福に暮らせる地球を作るべきだ。
●クローン人間の倫理性―Ethics of Human Cloning:上村 芳郎
●クローン人間誕生計画についての見解:出口 齋 大本教学委員長 談話
●投票してみる? ついにクローン人間誕生?!クローン人間づくりは解禁すべきか?
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