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2002年12月30日(月)
日本の出版社にもがんばってほしい!(1/3 訂正あり)

昨日書いた『アイヴァンホー』の作者である、サー・ウォルター・スコットは、なんとあの有名な出版社ランダムハウスを作った人だった。私の解釈が間違いでなければ・・・。知人と共同で出版社を作り、経営不振に陥った時にも、自分で作品を書き、自力で会社を救ったとか。。。その時の苦労がもとで体を壊し、数年後に死亡。

注)実際にスコットが作ったのはバランタイン社だが、現在バランタインは、ランダムハウス社に入っている。

さてランダムハウスといえば、新刊案内など熱心で、最近、私の「気になるこの1冊」でも、定期的に取り上げたりして、個人的には結構お世話になっている出版社で、あのジョン・アーヴィングの作品も扱っている。

ランダムハウスに限らず、海外の出版社はみな熱心だし、それぞれのサイトも非常によく考えられていて楽しい。しかし、日本の出版社はどうなっているんだろうか?角川などは、BOOK PLUSシリーズの読者カードを出すたびに「新刊案内をお送りしてよろしいですか?」のところに○をつけておくのに、一度も送って来た試しがない。

角川が大名商売なんだと言ってしまえばそれまでだが、他の出版社も含めて、日本の出版界の不興を嘆く前に、ランダムハウスのような努力はしているんだろうか?と疑問に思う。よく本にはさんである出版案内のチラシなどは、その本を買わなければ、よくよく見ないわけで、ほとんど無駄じゃないかとも思うし、出版案内といえばあれしかないのでは、あまりにも能がない。たしかにサイト内に案内はあるものの、どこの案内も面白みがない。アイデアがなさすぎる。

とはいえ、私は日本文学はあまり読まないから、そもそもそれほど興味がないということもあり、声を大にして言うほどじゃないのだけれど、それでも外国文学の出版案内だってあるわけで、とにもかくにも、がんばってほしいと思っている。

今日は年の瀬だというのに、アポロ13号はゴルフ。日光に行くのにも、切符は人まかせで文句だけ言い、まったく暢気なものだ。で、帰ってからまたゴルフだそうな。

「足に貼るホッカイロが欲しい」

そりゃ、冷えるでしょうよ。ゴルフ場は!

で、明日は朝から日光に出かけるので早く寝ようと思っているのに、お風呂に入ったと思ったら、いきなりお風呂の大掃除を始めた。掃除してくれるのは有難いが、なにも今日、この時間にやらなくたって。。。(--;


〓〓〓 BOOK

こんなん出ましたけど。。。
フィリップ・プルマンの『琥珀の望遠鏡』原書ペーパーバック。翻訳のほうの表紙(マッス状態が気持ち悪い)と同じ装丁もあるが、洋書はいろんな版が出ていいなあ、といつも思う。だからこそ、私のような装丁で欲しくなる人間は、困っちゃうのだ。これは買わないと思うけど。

The Amber Spyglass (His Dark Materials, Bk. 3.)/Philip Pullman (著)
U.S. 定価: $11.95
円相当額: ¥1,439
価格:¥1,296 ; OFF: ¥143 (10%)
ペーパーバック: 518 p
出版社: Random House Childrens Pub ; ISBN: 0375823352 ; (2002/09/01)
内容(「MARC」データベースより)
羅針盤を頼りに旅を続けるライラとウィル。その旅は「死者の国」にまで及ぶ。ライラの担った役割とは? そして地上に楽園を求め、共和国建設を目指すアスリエル卿と「教会の権力」の闘いは? 傑作冒険ファンタジーの完結篇。




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