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| 2002年04月07日(日) ■ |
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| よいことも、悪いこともみんな私の幸せの素 |
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昨日、ビバリー・ドノフリオの『サンキュー、ボーイズ』(B+)を読んで、とっても元気づけられ、明るい気持ちになった。私もがんばらないと!
本の感想は「只今、読書中!」と「BOOK PLUS」に書いてあるが、とにかく、面白い本だったし、感動した。やっぱり父親のエピソードのところは泣けてしまう。とはいえ、父親の話だったら何でも泣くかと言ったら、それは大間違いで、いくらなんでも感動しなくちゃ涙も出やしない。 うるさい、うるさい父親、大嫌いだった父親、でも最後には、父親の本当の気持ちがわかるのだ。
「父親は見張っていたのではなく、心配していたのだ。自分の娘に目を配る父親。見方を変えれば、そういうことだったわけだ。」
そしてまたおせっかいな母親、過保護すぎる母親についても、実は何十年も、毎日毎日娘のために祈っていてくれたことがわかる。言葉で言うのは簡単だが、親子でもなければ、そうそうできることではない。そういえば、うちの母も毎日仏壇で何やら祈っている。
というわけでこの物語は、結構泣ける物語だったのだ。 しかし何よりも、主人公ビバリーの前向きな姿勢がいい。前向き、前向きと言うが、なかなか前は向けないものよ。そうそう簡単に事は進まないし、事態もすぐに好転するわけじゃない。でも、彼女だって自然にそうなったわけじゃない。言うに言われぬ努力をしていたのだ。自分の意志の力で、運命を前に向かせてきたのだ。そういうことなのだ。強い意志を持つと、DNAだってちゃんとそうなるようになっているらしい。
ちょっと公言はできないけれど、私にもやっておきたいことがある。ビバリーみたいに絶対にやるんだという意志を持って、何事も全力投球したい。あれこれ悩んでいても、何にもならないし、他人に惑わされたりするのもバカらしい。
「失敗から学び、自分の身に起こったことを運命として受け入れ、それをあきらめとして捉えるのではなく、プラスに変えて行く」
そういう思考で生きていければいいなと思う。 人間、学習しなくちゃいけないよね。
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