BACK NEXT 初日 最新 目次 HOME

INFORMATION
日刊・知的ぐうたら生活
ここのBLOGはこちら
SCHAZZIE@MOBILE

schazzie
HOME

SOUTHBOUND
Go To U.S.A.
BOOKLOG
BOOK CLUB
読書の日記
Another View


My追加


■ 本の検索・購入 ■
Amazon.co.jp アソシエイト



●For Mobile●
キーワード:

2002年04月07日(日)
よいことも、悪いこともみんな私の幸せの素

昨日、ビバリー・ドノフリオの『サンキュー、ボーイズ』(B+)を読んで、とっても元気づけられ、明るい気持ちになった。私もがんばらないと!

本の感想は「只今、読書中!」「BOOK PLUS」に書いてあるが、とにかく、面白い本だったし、感動した。やっぱり父親のエピソードのところは泣けてしまう。とはいえ、父親の話だったら何でも泣くかと言ったら、それは大間違いで、いくらなんでも感動しなくちゃ涙も出やしない。
うるさい、うるさい父親、大嫌いだった父親、でも最後には、父親の本当の気持ちがわかるのだ。

「父親は見張っていたのではなく、心配していたのだ。自分の娘に目を配る父親。見方を変えれば、そういうことだったわけだ。」

そしてまたおせっかいな母親、過保護すぎる母親についても、実は何十年も、毎日毎日娘のために祈っていてくれたことがわかる。言葉で言うのは簡単だが、親子でもなければ、そうそうできることではない。そういえば、うちの母も毎日仏壇で何やら祈っている。

というわけでこの物語は、結構泣ける物語だったのだ。
しかし何よりも、主人公ビバリーの前向きな姿勢がいい。前向き、前向きと言うが、なかなか前は向けないものよ。そうそう簡単に事は進まないし、事態もすぐに好転するわけじゃない。でも、彼女だって自然にそうなったわけじゃない。言うに言われぬ努力をしていたのだ。自分の意志の力で、運命を前に向かせてきたのだ。そういうことなのだ。強い意志を持つと、DNAだってちゃんとそうなるようになっているらしい。

ちょっと公言はできないけれど、私にもやっておきたいことがある。ビバリーみたいに絶対にやるんだという意志を持って、何事も全力投球したい。あれこれ悩んでいても、何にもならないし、他人に惑わされたりするのもバカらしい。

「失敗から学び、自分の身に起こったことを運命として受け入れ、それをあきらめとして捉えるのではなく、プラスに変えて行く」

そういう思考で生きていければいいなと思う。
人間、学習しなくちゃいけないよね。


Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.


携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698

Site Meter