
|
 |
| 2002年04月03日(水) ■ |
 |
| ひとつの指輪ゲットーーーーーッ!!! |
 |
ひとつの指輪─『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』の例の指輪である。 海外サイトでは、いろんな所にいくつも種類があったが、日本でも売っていると聞いて、早速探しに出かけた。場所は新宿の丸井ということだけはわかっていたのだが、お店の名前とかメーカー名は確認せずに、ただ闇雲に買いに行ったのだ。
「シティ丸井」ということだけはわかっていたが、丸井といえば新宿には5つくらいあるし、それぞれ以前とは違う名前になっているので、どこの丸井かわからなかった。とにかく「シティ」とつくところに行かねば!と思い、3軒目の丸井でやっと「シティ」の文字。
アクセサリー売り場を探すが、それらしきものはない。もしやデマだったのか?まだ売り出していないのか?などと、不安は募るばかり。とりあえず聞いてみようというわけで、丸井の社員らしき人に聞くが、そもそも『ロード・オブ・ザ・リング』を知らないらしい。で、アクセサリー売り場のオネイサンに引き継がれた。
「ここでは扱っていないんですけど、皆さんこちらで金の指輪を買われていますよ」
・・・・・全く意味不明!(ーー;
金の指輪ならいいってもんじゃないのよ。エルフの文字でモルドールの言葉が彫ってあるのでなけりゃ、ダメなのよ! 必死になって説明し、サイトで見てここで売っているというから、わざわざ買いに来たのだと訴えた。
するとしばらく待たされた後、「B館のほうにあります」というではないか!いい加減なことを言って、何の意味もない金の指輪を買わせようとしたな!ったく!私はその手にはのらないからね!何年指輪ファンをやってると思ってるのよ!
B館をぐるぐると探し回った挙句、ブランドもののアクセサリー売り場の片隅に、あったーっ!やっぱりプラスチックのとは違うわね、輝きがっ! アルウェン姫がアラゴルンにプレゼントした愛のペンダントもあるし、エルフの葉っぱのペンダントもある。フロドがビルボにもらった剣「つらぬき丸」(オークがいると光るというやつだ)のストラップも!(サイトに載っていた品揃えよりはだいぶ少ないが)。
しかし、チェーン付きの指輪は妙に大きい。店の人に聞くと、すごい人気でほとんど売れてしまい、サイズは13号と17号しかないという。一番小さいサイズの11号は携帯ストラップについているものだけしかない。「チェーンにさげているなら、大きくてもいいだろう」と言われたが、そもそも指輪なのだから、指にはめられなければ、これまた意味がないではないか!
いつになるかわからないが、取り寄せはできるとのことだったが、いつになるかわからないのでは、毎日やきもきして精神衛生上よろしくないと思い、ストラップ付きので良しとすることにした。チェーンは自分でつければいいし。 ついでなので(?)、アルウェン姫の愛のペンダントもいただくことに。私だけ買っていくと、アポロ13号がひがむだろうから、彼には、値段的には半分ほどの「つらぬき丸」のストラップを買ってあげた。
でもやっぱり指輪のほうがいいと言うだろうか? 今では私より指の細いアポロ13号だから、名前にあやかった13号はもとより、11号でもゆるいかも。。。(^^;
それにしてもこの指輪を手にするまで、本当に長かった!最初に本を読んだときから、ずーーーーーっと欲しかったのだ。やっと、手に入れることができた。 しかし、これは世界にひとつしかないから「ひとつの指輪」なのであって、それゆえに命を賭けて戦うわけなのに、こんなに人気があって、あちらでもこちらでも持っていたら、「ひとつの指輪」の意味がないんじゃないかという考えが、ふと頭をよぎった。。。でも、ま、いいか。
─ BOOK INFO ─
紀伊国屋 ・『僕の恋、僕の傘』 柴田元幸編訳 \1400 ・『アイルランド冬物語・・・晩秋、クリスマスそして冬の暮らし』 アリス・テイラー \2136 ・『ハワーズ・エンド』 E.M.フォースター \2330 ・『ミルク・イン・コーヒー』 エリック・ジェローム・ディッキー(B+) \1000 ・『サラ、いつわりの祈り』 J.T.リロイ(B+) \1000
B+の新刊だけ買おうと思っていたのに、またしても余計なものを。。。(^^; フォースターはとにかく1冊読みたかったのと、たまたま手に持った感じが良かったので、手放せなくなってしまった。柴田さん訳の短編集は、買おうと思ってAmazonのカートに入れてあったもの。アイルランドの話はクリスマスの話なので、仕事用。
Copyright(C) 2001-2013 SCHAZZIE All rights reserved.
|
携帯用URL:http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=83698
|