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2002年03月26日(火)
子どもたちの未来を憂慮する

◆子どもたちの未来を憂慮する

映画公開にともなって、私のサイトのハリー・ポッターコーナーの掲示板に、小・中学生が出入りするようになった。検索エンジンに載っているにしても、なぜ子どもばかり?と疑問に思っていたのだが、悪いことをしているわけでもないし、黙って子ども達に場を提供してあげることにしていた。
しかし大人だったら一度言えばわかるようなことも、子どもにはわからなかったり、逆に思っていたよりも大人びていたり、あるいはどの程度のレベルまで言葉をやさしくしなくてはいけないのか?と管理人としては困惑の連続だった。それでも、彼らは彼らなりにコミュニケーションを楽しんでいるようだから、時たまレスをいれるだけで、黙って見ていたのである。

ところがここ数日、穏やかならざる事態が起きていた。
小学校6年生の子(本当かどうかは知らないが)が、他の子の名前をかたって悪口を書いたり、ひどいことを言ったりしていたのだ。調べてみたら、同じ子が人の名前を使って悪口を言い、そのすぐあとに今度は自分の名前で、あなたはひどいと言ったりもしていた。最初は名前を使われていた方の子が、本当にそういうことを書いているのだと思った。なぜなら、小学生が人の名前をかたってそんなことをするなど思いもよらなかったからだ。
しかし、掲示板があまりに乱れてきたし、名前を使われていたほうの子が、私ではないと訴えているのがどうやら本当らしいと思ったため、なんとか手を尽くして調べてみようと思った結果、その6年生の子がやっていたことが判明した。

こういうことはネットでは「荒らし」とかなんとか言って、よくあることのようだが、小学生でもやるのかと思って愕然とした。「荒らしを請け負います」みたいなところもあるようだが、顔が見えないことをいいことに、非常に卑怯である。陰湿である。それがいいか悪いかは、言わずとも誰もがわかっていることだと思うが、そういうことをする子どもは、どう考えたらいいのだろう?そういうのも親のしつけだろうか?ネットでどうこうということではなく、していいことと悪いことを日常で教えていないのだろうか?

先日、姪に小学校の入学祝いを送ったところ、電話をかけてきて、ちゃんと自分でお礼を言った。これはあたりまえのことだ。そしてそれを教えるのは親のつとめだろう。大人でもお礼も言わない人はいるが、小さいうちにしつけがなっていないのだなと思わざるを得ない。

人と人の付き合いで、お礼あるいはしてもらったことへのお返しは、できるだけすみやかにおこなうべきだろうと思う。すっかり忘れてしまったというならともかく(忘れてしまうのも失礼だが)、知っているのに知らんふりはもってのほかである。それでも大人の場合は構わない。そういう人なんだと思って価値を下げるだけの話だからだ。

しかし子どもの場合は、それではすまないだろう。親や周囲の大人がきっちり教えるべきである。子どもだからいいというのは間違いだ。そういう子はいずれ常識のない大人になって、結局は自分が損をするのだ。悲しむべきは、そういう大人もまた多いことなのだが。そういうことをきちんとしている人を見ると、親も素晴らしい親なのだろうと思う。

子どもは親の鏡とは、まさにその通りだと思うが、掲示板での出来事を思うと、単に親が悪いのか、はたまたこんな社会の中で屈折してしまった子どもの悲劇なのか、どうにもやりきれない思いだ。



◆何を読むか

3月もあと1週間弱。
読むべき本、というか、今月中に読みたい本はたくさん残っているのに、なかなか思うようにはかどらず、気持ちばかりあせる。

どうせ月末は誕生日やらなにやらで本など読んではいられないだろうし、正味3日か4日しかないのだから、読んでもせいぜい1冊か2冊が限度だ。
何も月ごとに区切る必要もないのだが、毎月読書予定などを決めているせいで、どうもその計画のほうが気になってしまうのだ。本来はそんなことは関係ないのに。

自分で自分の首をしめているようなもので、毎月月末近くになると、あれこれ考えて落ち着かなくなる。で、あれこれ手をつけてはみるものの、集中しないのだ。我ながらばかみたい。

何を読むか、なんて自分の好きにすればいいのに、なんだかどうもそうは言ってられないという気になってしまう。仕事やらサイトやらの都合にも左右されて、好きなときに好きなものを読むというのが貫けないのだ。
この先何冊読めるか知れたものではないのだから、好きなものから読めばいいのに。。。と毎月思っている。




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