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2002年03月17日(日)
関野吉晴サイン会

昨日は「グレートジャーニー写真展」に行ったのだが、前日日記に書いたように、会えるかどうかは全く期待していなかった。しかし会場に着くと、入り口前でサイン会が行われていて、これはどうしてもサインをもらおう!と思い、係員にどこに並ぶのかを聞いたら、整理券がないとダメだという。関野氏を目前に、それはあんまり悲しい!と思っていたら、親切な人が「私のをどうぞ」と整理券をくれた。その後、あれこれあった末に、ようやくサインをしてもらえた。
もう絶対だめだと思っていたが、意外にも優しい人が多くて、人々の好意でなんとか念願のサインをもらえたようなもので、ラッキーだったというか、世の中捨てたものではないというか。。。みんなをそんな気持ちにさせるのも、関野さんの人柄なのだろうかとも思った。

サインといえば、誰のサインかわからない、殴り書きのようなものかと思っていたら、「関野吉晴」ときっちり書いてあり、タレントとかスターとかいう感じは全くなかった。こんなにきっちり書いていたら、疲れるだろうな。でもだからこそ関野さんらしいのだ。ひとつひとつきっちりやるからこそ、10年にも及ぶ冒険を成し遂げられたのだろう。そういうことがにじみ出ているサインだった。
握手してもらいながら、小柄な関野さんからは想像もできない手のごつさを感じた。この手で世界を制覇したのかと実感した瞬間。

そこで私はひとつだけ質問した。

「トナカイのそりの乗り心地はいかがでしたか?」

クリスマスエルフの本を書くときに、参考にしたかったのだ。
一瞬とまどったような表情が浮かんだが、「よかった」と一言。「楽しかったですか?」と聞いたら、嬉しそうに頷いていた。
私は関野さんの冒険から、いろんなことを教わったので、本のどこかに、必ずこのことを入れようと決めた。くじけそうになったら関野さんの冒険のことを思い浮かべて、絶対にやり遂げてみせると決心した。


─ BOOK INFO ─

姪の小学校入学祝い用に(Amazon)

・『ハリー・ポッターと賢者の石』 J.K.ローリング \1900
・『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 J.K.ローリング \1900
・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 J.K.ローリング \1900

◆J.R.R.トールキン『新版・指輪物語(5)二つの塔(上1)』読了



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