| +-- ★心境的にギリギリ。 --+ |
天気は、晴れ。爽やかな風が吹いて、気持ち良い。 ここがこんな研究所でなければ更に良かったのだろうけど…そんな事、少年には分からない。 少年の銀色の髪が、風に吹かれて柔らかく揺れる。
少年は、最近気に入った場所があった。そこは…研究所の建物の裏手の、小さな林。 緑の匂いが、彼の身体に心地好い感覚を与えてくれた。 特に……人を殺してきた後などは。
歩いていると、木々の葉の隙間から漏れる日の光が気持ち良い。 日々の戦闘訓練や、兵器としての破壊活動等で疲れきった身体を、この木々たちは癒してくれるようであった。
しばらく歩いていくと、少年がいつも寄りかかって休む…少し幹の太い大きな樹のある所へと出る。 何度も歩いた道を歩き、いつものようにそこへ向かっていた。
…だが、今日は―――何かが違った。
足を止め、いつも自分が休んでいる樹に目を向ける。 彼がここに来る前には大抵、この林に住む小動物が居たりする。太陽の光も丁度当たるし、気持ちが良いから。
確かに、何羽かの鳥、何匹かのリスやウサギらしき小動物がいた。 しかし―――
そこには、小動物に囲まれるように―――人間が、身を横たえていた。
少年が全く見た事のない人物が。
「……」 無言。 と言うより、何を言っていいのか分からず、声が出ない。
そろーっと近づいてみると…その人物は、どうやら眠っているようで。 横向きの身体の肩辺りが上下しているから、生きてはいるようで。
「……誰?」 そう呟いた時―――
「…う……ん………」 その人物の口から、小さな声が漏れた。 「!!?」 少年は思わずびくっと身体を震わせる。
やがて目の前の人は、ゆっくりと瞳を開き―――そして、こちらに向いた。
そこで、やっと顔が露わになる。 横になっていたときは髪が邪魔だったし、体勢的に陰になっていて見難かったから。
…やはり、見た事がない顔だった。 でも―――何でだろう。 今まで見てきた者の中で、最も…安心する、そんな印象を持つ者だった。
瞳の色は、赤。髪は長くて、顔を振るたびにさらさらと流れる。 薄い赤い色の髪は陽の光が当たって、とても鮮やかに見えた。 そしてその顔立ちは……あまりにも整いすぎていて、男なのか女なのか、よく解らなかった。 いや、どちらかと言えば…印象としては、女に見えたかもしれない。
何度か眠そうに赤い瞳を瞬かせていたその人は、少年をじっと見つめながら、首を傾げて―――言った。 「えっと………誰?」 きょとん、としたその人物の声を聞いて、一つ分かった。……コイツは、男だ。
↑数日前に書いたアレと一緒にいつかアップしたいなあと思っている代物。 もうちょっと設定突き詰めれば、本当に最初の話からアップしたいんだけど…。 うん、長いんだよコレ;;
何つーか、えっと、今日1個小説更新できたはいいんだけど…今までの疲労が一気に爆発したようで。 午後ほとんどぱったりと倒れるようにぐがーっと昼寝しまくりでした。あー良く寝た(爆。 そして…ちょっとばかりまた手を出し始めました。サイト内改装へと(コラ。 そしてトークページも復活させたいんですよ…。改装に合わせてレイアウトも内容も変更したいし。 リンクも…こっそりと好きなサイト様を貼りたいし。勿論報告ナシの無断リンクで。 …あああすいませんチキンでスイマセンごめんなさい;
そんな訳で…多分この休みは本当に身体休めとなること間違いないです。 だって来週からまだまだ待ってるんだもの仕事…!!
明日…できたらまたどこか更新したいですねえ。 つーても私が明日生きてればですが;;……うん、頑張る。
と言いつつ、多分普通にぶっ倒れてる可能性が大です。何か風邪ひいたっぽいんだけど……。
|
|
| 2005年12月03日(土) |
|
|