☆検索して来た方、探しものは【HOME】右下のサイト内検索へ
最新 目次 MAIL

読書記録 / BBS
気になる本
雑記帳
みどりのアンテナ

Yesterday : Today


Amazon.co.jpへ


日記 Days Full of Excitement and Joy
みどり
MAIL
HOME



My追加


エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2006年01月16日(月)
おまかせハウスの人々(菅浩江)

●読了:おまかせハウスの人々(菅浩江)
≪出版社 / 著者からの内容紹介≫
あるのだろうか??理想の家族、心安らぐ家 私たちは、「家族の肖像」を、どんな色に染めようとしているのか。近未来の日常を描く待望の作品集。
「純也の事例」里親制度でやってきた純也は従順で賢く、夕香は親子ごっこに溺れてしまった。純也は、ユニバーサライズ分科会の早期返還の対象となり、別れの日は意外に早くやってきた……。
「ナノマシン・ソリチュード」小枝子は、モニタに左手の小指を突っ込んでナノマシンのチェックをする。必死で働いてくれるものがある限り、孤独じゃない。サビシクナイ。
「おまかせハウスの人々」掃除、洗濯、買い物まで目配りのきいた全自動住宅に住むモニターたち。あとは「おまかせ」で幸せを手にいれることができる。多少邪魔くさくても設定をいじり直せば……。
ほか、菅マジックが冴えわたる6編収録。


面白くないので1週間以上かかってようやく読み終わった。近未来を舞台にした短編集で、ブラックでシュールな話が多かった。全体的に作者が登場人物を描く表現が無駄に意地悪い感じで、読んでいて気分が悪くなった。厭世的というか、ひねくれているというか、現代文明批評めいているというか。なんだかな〜。