のんびりKennyの「きまぐれコラム」
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2004年12月05日(日)  「国際線予約無し?」

  国際線の飛行機に乗るのに予約無しで空港へ行くという人は
あまりいらっしゃらない様です。
15分おきに出発している新幹線の東京駅に予約無しで
行くのとはチョット事情が違うのでしょう。

そもそも海外旅行というものはかなり以前から計画し、
国際線の予約は当然のことながら事前に確定しておき、
それにあわせて当日の自分のスケジュールを調整する
というのが常識でしょう。

しかし、私の場合は好むと好まざるとにかかわらず
予約無しで空港へ行くことがほとんどになってしまいます。

先日もそうでした。

そもそも懸案の多いプロジェクトミーティングが午後から始まる
なんて日は、いったい何時に成田空港へ行けるかまるでわかりません。

その日に飛べるかどうかすら会議の後半にならないと
メドがたたないのです。
その日に飛ぶつもりが、会議の終了間際の話の展開で、
そのままビジネスディナーになるなんてこともしょっちゅうで、
予約を入れては変更し、また入れては変更しということを繰り返すうちに
だんだん予約そのものを入れる習慣が無くなってしまいました。

北米西海岸行きの便は夕方から夜に集中しているのですが、
早めの便なら午後3時ごろには空港へ行く必要があり、
午後10時の最終便ならば夜8時ごろまで余裕があります。

ミーティングの最中に、今晩何時ごろ飛べるかを判断して
あらかじめ電話で予約するというのは現実には不可能で、
ミーティングが終わった時点でとりあえず成田まで行って
空港に着いてから、まずどこに飛ぶか、そしてどのエアラインの
どの便で飛ぶか を決める という パックの観光旅行に慣れた方にはおそらく
信じられないであろうことを日常的に行っています。

もちろんチェックインラッゲージなんてものはありません。
キャリーオンのバッグひとつです。
チェックインラッゲージがあっては空席待ちのスタンバイがかけられません。

成田へ向かうOn the way であっちこっちのエアラインに電話して、
空席状態の確認をしたりすることはあるのですが、
どのエアラインでどこに飛ぶかを決めるには
とりあえず空港に辿り着き、それから時計とにらめっこをしながら
考える方が乗り遅れのリスクが少ないということを経験から学びました。
また逆に電話で全便満席です と言われても、成田へ行ってカウンターで
交渉すれば、結局飛べるというのも長年の経験則です。

先日も成田へ着くと予想外の4ケタ番号の臨時便が増便されており、
カウンターでの交渉の結果、私のホールドしている何枚かの
オープンティケットのひとつがペナルティー無しでチェインジ出来ることが
わかり、そのまま飛び乗り帰国しました。

私は頻繁に日米間を往復するので、帰り日時を変更可能な
米国発券往復Ticket を常に何通りかホールドしています。
旅慣れた方には常識だと思いますが、国際線の航空運賃は
非常に複雑で、季節と行事と平日休日、それに発券場所により大きく変わります。

安い時期にリターン日時変更可能な往復ティケットを購入して
半分未使用のままホールドしておき、それを使用する前に
さらに安価なプロモーションがあれば、それを買いそちらの
半分とホールドしていた半分を組み合わせたり・・・・
パスポートホルダーの中に常時数枚の未使用オープンティケットを入れて、それを組み合わせながら飛び回っているのは案外私だけでは無いのかもしれません。


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