のんびりKennyの「きまぐれコラム」
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2000年03月19日(日) |
「私の場合・長期投資は不動産・短期投資は米国株」 |
資金運用の方法は、投資家ごとに違うのが当然で、千差万別、人それぞれの好みによるものでしょう。
私の場合は、長期投資は不動産関連プロジェクト、短期運用は米国株式となっています。
株式投資は長期こそが本道、長期で株をやらないのであれば それは本当に株をやっていることにはならないという御批判を頂くのは、 親しい友人から始まって、ゴルフ仲間、絵画仲間、音楽仲間、 はては不動産投資パートナー達からまでなのだからなんとも分が悪いのですが。
私が長期株式投資をやらない理由はふたつあります。
その一つ目は、長年不動産投資関連事業を経営してきた自称プロとして、 ひとつの畑で物事が見えて来て、正確な判断が迅速に下せる様になるまでには、 相当の時間と経験と研究勉強が必要で、近道は無いということを経験則として知っていること。
すなわち、ある程度まとまった金額を、長期で株式市場に投資するとなると、 投資先企業に関する情報収集と分析、市場の動向に関するたゆまぬ観察と研究分析が必要で、 さらに定期的なメインテナンスも不可欠。 それらに割かねばならない時間と環境と情熱が、残念ながら今の私には充分とは言えないということなのです。
その二つ目の理由は、
不動産関連プロジェクトに対する長期投資は、その投資を行っている最中に、 自分達のアイディアや研究成果で投資対象の不動産に付加価値を加え、そのバリューを高める ことが出来るのに対し、 株式は一度購入してしまえば、あとはその会社に頑張ってもらうしかないわけで、自分の力でその株の価値を高めるということが出来ない点です。
これを当たり前だと感じる方は、きっと株式投資に向いておられるのだと思いす。
私は単純に不満を感じます。
というわけで、私の株式トレイディングは、その株式の本源的価値よりも、 モメンタムな上下動をねらう短期のみとなってしまいます。
イントラデイが約70% 2日から5日のスイングが約20% 数週間程度のショートタームポジションが約10%
概ねの資金運用比率はこんなところでしょうか。
昔から言われる、財産3分法 「不動産と株と現預金」 この言葉は今でも生きていると感じているのは私だけでしょうか。
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