麩宇野呟秘密日記
透乎



 付き合い方

特別に付き合いたくはない。
それでも、あの人が誰かのものになったら、私はきっといやがるのだろう。
自分のものではなくてもいいから、誰のものにならないで。
まるで、アイドルに向ける思い?

違う。
自分を少し上のランクにおいておいてほしいのだ。
誰かを思い出すとき、一番か二番に思い出して欲しい。
特別なものではなくて。

こんな微妙な気持ちを、相手に望む事は間違っているのだろうか。
同性なら問題ないのかもしれない。世にいう、親友というやつだ。
でも、それではなかったら、きっと当てはまる言葉は無いのだろう。
恋人とは違うし、そうはなりたくはない。

新たな道を、私は作れるだろうか。
それとも、やはりこうしてられるのは、気持ちが無い今だけなのだろうか。
ずっと、このままでいたいのに。それは、やはり我侭なのだ。

2003年05月25日(日)
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