麩宇野呟秘密日記
透乎



 よっかかれるひと

ピンチに陥った時、だれかよっかかれるひとがいるといい。
気持ちがらくになる。
やすらぐ。
おちつける。

そんな人がほしいらしい。
ためこんでためこんで、辛いようだ。

友としてなら、いくらでも貸してやろう。
でも、そういうのではないんだろうな。

「こんな自分でもいい」って言ってくれる人がいたらなぁ。だとさ。
おーい。気がつくのが遅かったね。
もう、私はその気持ちはないぞ。
後悔したか、へへーん。
心の中で、少々復習。

溜め込み易い人だからなんか心配だ。
友として。
異性ってむずかしいね。
特別に好きとか感情がないかぎり、手を貸してやれる範囲が限られてしまう。
私が無性であったらいいのに。そう思った。

肩をだいてやれればいいのに。
抱きしめてやれればいいのに。

ぽんぽんと叩いてはやれたけれど、少しは元気になれただろうか。
がんばれよ。

2003年03月09日(日)
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