好かん女性 - 2002年06月26日(水) 僕にとって、女性は次の四つの種類にわかれるようだ。 1 好きで、しかも付き合いやすい女性 2 好きなのだが、付き合いづらい女性(昨日の「苦手な女性」がこれに当たる) 3 見た目とかはけっこういい線いっているのに、好きになれない、というかむしろ嫌いな女性 4 どうでもいい女性 世の中の9割近くの女性は4に分類される。 のこりのほとんど、つまり全体の1割程度は1と2になる。 が、ごくまれにだが、3のタイプがあらわれる。 Mさんはその、ごく限られたうちのひとりだった。 彼女は「才色兼備」を絵に描いたような女性。 某国立大学附属中学・高校(女子校)を経て、赤門のある某大学を出たような秀才。 見た目は、元郷ひろみ夫人の二谷友里恵とか、日テレのアナウンサーの鷹西美佳さんのようなタイプの美人。 今は中央官庁で役人をやっているようだが。 このMさんが、まあ、「好かん」女性であった。 小さいころから、「お利口さん」「可愛い」とまわりから言われ続けて育ったせいか、とにかく、お高くとまっているのだ。 いろいろまわりがほめそやしても、いたって平然としている。 「ほめられて当然」みたいな態度を、いつもとっているのだ。 で、男性だろうが、女性だろうが、自分より試験の点数のいいやつには、敵意をむき出しにする。 ライバルのいる前で、平気でその人間の気を損ねるようなことをうそぶくという、大胆不敵な性格の持ち主。 また、自分より点数の低いやつは、露骨にバカにする。 こういうひとは、エリートの男性にはわりといるが、女性ではかなり珍しい。 見た目とはうらはらに、かなり男に近い好戦的な性格といえそうだ。 ところが、こともあろうに、僕の同級生のR君が、彼女にひとめぼれしてしまったのだ。 そして、共通の友人に頼んで、「つきあいたい」と彼女に伝えてもらった。 R君は、いまひとつ風采は上がらないが、性格の実に優しい男だった。 結果は、当然ではあるが、鼻もひっかけられなかった。 「わたしは、そんな軽い女じゃない」みたいな感じだったらしい。 かわいそうなR君。 これには、僕ら周囲の人間も、一様に憤慨した。 「あんな女、やめたほうがいいよ」 真剣に、そうアドバイスしたものである。 歳月が流れて、彼女が就職後、どのような人生を送ったかはよくわからない。 しかし、結婚したにせよ、そのダンナは相当キツい思いをしているだろうなと思う。 たぶん、あの性格は一生直らないと思うから。 美貌と才能をいかに兼ね備えていようが、人間として、最低限の「心遣い」さえもないような女性には、絶対惚れたくはないね。ホント。 ...
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